インターネットの世界には有益な情報をもたらしてくれる役に立つサイトもあれば、
有害な情報のサイトも数多く存在するという事をご存知でしょうか?
有害サイトというと、ポルノ関係のサイトを思い浮かべるかもしれませんが、あれはほんの一部に
すぎません。
ドラッグ、爆発物や毒薬の販売、犯罪のHOWTO情報、詐欺やネズミ講、死体愛好、猟奇、弱者を
笑い者にして喜ぶページ等、その種類は数え上げたらきりがありません。
こういったものは自分で探そうと思えば簡単に探し出すことができますし、探すつもりは無くても
いろいろなサイトを見たり検索しているうちに自然と目に入ってきたりもします。
そういうタイトル名のサイトに入らなければいいのでは? と思われるかもしれませんが、タイトル名を
見ただけでは内容がよくわからないものや、ごく普通のタイトル名であっても、実際の中身は別物
という事もあり、気づかないうちに入ってしまう事もあるのです。
しかし、これはインターネットの世界が特別に悪いということではありません。日常の世界にも
犯罪や有害なものは数多く存在しています。インターネットの世界は架空の世界などではなく、
現実世界の延長にすぎないのです。
ただ、日常の世界では爆薬を買おうと思ってもそう簡単には入手できませんし、犯罪多発地帯にフラッと
立ち寄るということもまず無いと思います。それがインターネットだと、いつでも、どこでも、誰でも、
簡単に踏み入ることができてしまうのです。年齢も性別も関係ありません。
まだ子供だからパソコンの操作なんて出来ないさ、と軽く見てはいませんか? 子供にとってパソコンなんて
テレビと同レベルの機械、すぐに使いこなせるようになります。
また、「大丈夫!そんな温室の中で育てるような過保護なことをしなくても、子供にもネット上の現実ってーのを
見せながら育てた方が強い子供になるんじゃないの?」などとおっしゃる方もいるようですが、そういうレベルの
問題ではないと思います。 そういう方々は、インターネットの暗黒面をまだ見ていないだけにすぎないのではないでしょうか...。
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