日時   平成23年 11月3日  4日  5日

  テーマ   「遊び & 芸術」  

 伝承あそびコーナー   昔こどもだった大人たちが自然の中から遊びを再現
     ごむてっぽう  輪投げ  ボーリング   ボール投げ



  
インスタレーション(空間芸術) 
   東京在住アート作家  吉永ジェンダー
   テーマ   「スターダスト  ボーイズ」


 
プロフィール

吉永ジェンダー

1978年生まれ。美術家。東京在住。
主に自身をテーマとした写真作品や、過度に装飾的な立体作品を制作する。
コンセプチャルな美術を嫌い、バカバカしさやロココティックな華々しさを大いに好むなど、常にみための面白さだけを追求する極めてプリミティブな作家である。

今回は「NPO法人桜島ミュージアム」の招きにより9月から約半年間、桜島で制作活動をすることとなり来鹿。半年間の制作の成果は2月にアートイベント「吹上ワンダーマップ」、3月に鹿児島市内のギャラリーにおいて発表される予定。

「陶芸の里あすか」での展示は、主に過去の作品で構成されたインスタレーションとなっている。今回は併設されているギャラリースペースではなく、あえて工房で展示を行なった。作家自身の顔がモチーフの、ギラギラとした色づかいのド派手な作品が、静かな雰囲気の工房に不思議とマッチしている。

作品タイトルは「スターダスト・ボーイズ」。
宇宙や地球に行き交うパワーの行方を表現している。点在する作家の顔は、万物の根源であるアトムを象徴するかのようである。主体を通してのみ知ること出来るこの世界に、まさに主体のシンボルである顔を用いて切り込んでいる。作家は表現方法が個人的であるほど、そこに普遍性は宿るものと信じている。