Outlook Express5の設定


マルチユーザー設定にしておくとソフトの起動時にユーザーを選択でき、「受信トレイ」や「送信トレイ」を個別に持てます。さらにユーザーごとにパスワードを設定しておけば、他人に電子メールを見られる心配はありません。なお、このパスワードはユーザーを切り替えるときに使用するものなので、プロバイダーにメールを読みに行く時に必要なメールアカウントのパスワードとは異なります。複数のユーザで使う際には、まず最初の一人を登録してメールソフトを利用できる環境にしてから、ユーザーを追加してください。


家族で使うためのユーザーを追加
  1. Outlook Express5の画面で「ファイル」→「ユーザー」→「ユーザーの追加」を選ぶ。

  2. 「ユーザーの作成」画面が現れるので、追加するユーザーの名前を入力し、「起動時にパスワードを確認する」欄をチェックする。

  3. パスワードを入力する。

  4. 追加登録したユーザー名でログインし、順に現れるウイザード画面に沿って、メールサーバー名、アドレスなどを入力する。

起動時にユーザー名を確認するよう設定
  1. 「ファイル」→「ユーザー」→「ユーザーの管理」を選ぶ。

  2. 使用するスタートアップという項目で「確認する」を選ぶ。


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上記の設定が完了していれば、Outlook Express5を起動するとき、ユーザーの選択とパスワードの入力が求められます。Outlook Express5を終了するときは、必ず「ファイル」→「ユーザー」→「ログオフ」の順にしてください。そうしないと、次に他の家族が起動した時に、前回利用した家族の画面がパスワードを問われることなく、そのまま表示されてしまいます。

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