システムポリシーエディタの設定
(POLEDIT.EXE)


Windowsのユーザープロファイル機能では、ハードウエアの設定やハードディスク内のファイルは、他人が勝手に変更することができます。このポリシーエディタを使えば、Windowsの操作に制限を加えることができますので、ディスクトップ上から実行できる操作やコントロールパネルを使ってパスワードの変更を不可能にしたりすることができます。
パソコンメーカーによっては最初からハードディスクにインストールされていることもありますが、インストールされていない場合は自分でWindowsのCD-ROMからインストールする必要があります。


インストール手順
  1. コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を選択し、「Windowsファイル」タブを開き、「ディスク使用」をクリックする。

  2. WindowsのCD-ROMを挿入してファイルのコピー元を下記のように指定し「ディスクを使ったインストール」をクリックする。

    • Windows95の場合 \admin\apptools\poledit
    • Windows98の場合 \tools\reskit\netadmin\poledit

  3. 「システムポリシーエディタ」にチェックを入れ「インストール」ボタンをクリックすれば、これでインストール完了。


     
ポリシーエディタの起動方法
  1. スタートメニューより、「プログラム」 - 「アクセサリ」 - 「システムツール」 - 「システムポリシーエディタ」を選択する。またはスタートメニューの「ファイルを指定して実行」で「poledit」と入力してもよい。


     
ポリシーエディタの設定
  1. 「ファイル」−「レジストリを開く」をクリックする。すると画面に「ローカルユーザー」と「ローカルコンピュータ」のアイコンが表示されるので「ローカルユーザー」を選択する。

  2. 「ローカルレジストリ」の設定項目がツリー状に表示されるので、制限をかけたい項目にチェックを入れる。

  3. 設定後は「OK」を押し「ファイル」メニューで上書き保存する。

  4. ポリシーエディタを終了してWindowsを再起動させると設定が反映される。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ポリシーエディタによる各種の設定は、ユーザーごとに反映されるため、他人が勝手に使えないようにしたい場合は、いったんその家族の環境に切り替えてからポリシーエディタを設定しなければなりません。
ハードディスク内のすべてのアプリケーションに制限をかけることができますので、ポリシーエディタに制限を加えてしまうと、制限の解除が簡単にはできなくなってしまいますので注意しましょう。

Windows98のユーザープロファイル機能へ 家族に秘密のホームページがあるへ ユーザープロファイルマネージャーへ