文字化け対応のポイント <前へ ∧もどる

半角カナ
シフトJIS
機種依存文字
未対応の添付方式
8ビット7ビット変換


半角カナ
半角カナを含んだメールでは、本文の一部が文字化けしたり、場合によっては半角カナを使った部分以降が全部文字化けしてしまうことがあります。
パソコンの日本語文字コード体系で、半角カナの併用が前提になっているのはシフトJISコードのみですが、インターネットで標準的に用いられている日本語文字コード体系JISコードには半角カナは含まれないために、このような文字化けが起きます。
メールソフトの中には半角カナが使用できるものもありますが、一般的にルール違反ですので使用しないほうがよいでしょう。
このようなメールを受信した場合、いったんメールをテキスト形式でファイル保存し、Webブラウザーで開くと読める場合もあります。
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シフトJIS
メールの送受信時にはJISコードが使われるのが標準的ですが、メールソフトによってはそれ以外の文字コード(シフトJISコード等)で送信することもできます。
しかし、シフトJIS(のような8ビット文字コード)でのメールは標準的でないが故に正しく送受信されるとは限りません。
現象としては全角文字が全て半角文字になってしまったりするようなことが起こります。
このようなメールを受信した場合、いったんメールをテキスト形式でファイル保存し、Webブラウザーで開くと読める場合もあります。
それでも読めない場合は、メールの送信者に文字コードをJISに設定し直してもう1度送ってもらえるようお願いしてみましょう。
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機種依存文字
文中のほんの数文字だけが文字化けしている場合、その部分に「機種依存文字」が使用されている可能性もあります。
機種依存文字とは、Windowsでの丸付きの数字、Macintoshでのトランプ記号などです。
インターネット上では様々な種類のコンピューターが使用されています。相手がどのような機種を使っているか不明な場合は、このような機種依存文字を使うのは避けるべきです。
このようなメールを受信した場合、文脈から読み取るか、相手に機種依存文字を使用しないで書き直してもらいましょう。
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未対応の添付方式
ファイルが添付されたメールを受け取る時、受信側のメールソフトがそのファイルの添付形式(MIME、uuencode、BinHex)に対応していないと、メールの本文の後ろにその添付ファイルが文字コードとして表示され、メールが途中から文字化けしてしまったように見えます。
この添付ファイルの部分は各行の長さが揃っているという特徴があります。
このようなメールが届いた場合は、添付ファイルを本文ごとファイルに保存し、WincodeやAladdin Expanderなどのデコードソフトを用いて添付ファイルを復元してみて下さい。
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8ビット --> 7ビット変換
メールの文字コードにシフトJISなどの8ビット文字コードを使うと、強制的に7ビットのコードに変換してから送信する機能を持ったメールソフトがあります。
このようにして送られてきたメールは、変換の方式であるBase64やQuoted-Printableに対応したソフトを使えば読むことができます。
解読ソフトを使った場合、解読した結果がJISコードでファイルに保存されることがありますが、このようなファイルはWebブラウザーで開けば読めます。
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