OMEGA ONEの「パソコンが急に動かなくなっちゃった(MS-Windows系)」

パソコンが突然動かなくなる
( for Windows )

アプリケーションが反応しなくなり画面が固まったとき

フリーズしたからといって、いきなり電源を切ったりコンセントを抜いてはいけません。まず、画面に砂時計が出ているときは、しばらく待ってみましょう。単に処理に時間がかかっているだけかもしれません。ハードディスクのアクセスランプが点滅していないことを確かめて、点滅していたら止まるまで待ちましょう。
次に[Ctrl]+[ALT]+[Delete]キーを押すと現在実行中のプログラムリストが表示されます。フリーズしたアプリケーション名の表示が「応答なし」になっているので強制終了させます。それでもダメなときは、[Ctrl]+[ALT]+[Delete]キーを繰り返し押してみると、パソコンが再起動します。
再起動もできず、マウスもキーボードもきかないときは，パソコンの電源を切ります。電源を切っても切れないときは、何秒間か押し続けてみましょう。
強制終了で問題を起こしたソフトを終了できても、Windows自体が不安定になっていることが多いので、パソコンの再起動をお勧めします。いきなり再起動した場合は、強制終了したソフトのデータも消えてしまいますので、日ごろから作業途中でも頻繁に上書き保存する習慣を身につけておきましょう。

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アプリケーションのエラーとシステムのエラー

Windowsで発生するエラーは、大きく２つに分類できます。「アプリケーションのエラー」は「不正な処理を行った」というメッセージを表示してWindowsがアプリケーションを強制終了するクラッシュと、アプリケーションがまったく反応しなくなり画面全体が固まるフリーズがあります。
「システムのエラー」には画面が突然青くなって「例外が発生しました」「システムがビジー状態です」等のメッセージが表示されるクラッシュとパソコン自体がまったく反応しなくなってしまうハングアップの２つがあります。

アプリケーションが必要とするリソース（メモリ、ハードディスクの空き容量など）がたりなくなった。そのアプリケーションを起動後、可能であれば、システムのプロパティを開き（マイコンピュータアイコンを右クリックする）パフォーマンスタブのシステムリソースを見る。空きリソースが30%を下回っているようであれば、パソコンは何時クラッシュしてもおかしくない状況です。
プログラムに不具合がある、又はアプリケーション開発者が想定していない操作をユーザーが行ったとき、プログラム内部で処理が止まってしまいWindowsが「待ち状態」になる。

デバイスドライバーの不具合や、ドライバーが正しくインストールされていない。
なんらかの原因でWindowsのシステムプログラムにエラーが発生する。

パソコンや周辺機器の周りに物を置いて通気を悪くしたりすると、過熱による熱暴走が起きる。
各種ケーブルが正しく接続されていない。電源やファン，ケーブルの接続など，再度チェックしておきましょう。
家電品の増加で全体の電圧が下がっている。ディスプレイがまたたくようなら電圧が足りない。

「システムツール」の「システム情報」で原因を調べて問題を解決しよう。

新しくソフトをインストールすればするほど，Windowsの環境ファイルが肥大化し，管理が複雑になりフリーズすることが多くなります。また，ソフト同士の相性の問題も起こります。これは市販ソフトにもいえることです。
Windowsが不安定になったと感じたら，まずスキャンディスクを実行して，ハードディスクにエラーがないか確認してください。次にもう使わないソフトやデータを削除し，デフラグを実行します。これでずいぶんWindowsが安定するはずです。

1.常駐プログラムや、起動しているアプリケーションソフトは全て終了します。
2.［スタート］-［プログラム］-［アクセサリ］-［システムツール］-［スキャンディスク］をクリックします。
3.［スタート］-［プログラム］-［アクセサリ］-［システムツール］-［デフラグ］をクリックします。
「メモリ不足」のエラーがでたとき
- 背景と壁紙を「なし」に設定する。
- ごみ箱の中を空にする。
- スクリーンセーバの設定を外す。
- たくさんのアプリケーションを開いたままにしない。
- 使わないウィンドウはこまめに閉じるようにする。
- マウスポインタの形状を変更したものは、シンプルなものに戻す。
- デスクトップ上のアイコンやフォルダの数を減らす。

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