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■平成24年12月16日(日)     かずら細工体験教室
準備されたかずらを取り分けます。 編みこみのレクチャーを受けます。 皆さん一斉に編みこみスタート!
仕上がった力作bP 力作bQ 作品と一緒に記念撮影
先週まで続いた寒波も去り寒さも和らいだ本日、かずら細工体験教室「癒しのクラフト♪かずら細工を作ってみよう!」を参加された15名の皆様が楽しみました。

開会式を済ませて「習うより慣れよ」の言葉通り早速かずらを手にとって編み込み方のレクチャーを受けた皆様は、頭の中で「?」マークが踊っています。
かずら細工は編み始めがややこしく一番の難関となります。その難関に「アレアレ?ココはどうするの?」と苦戦を強いられましたが、どうにか全員無事に突破して編み込みスタート!となりました。

黙々とかずらを交互に編みこむと、次は形を整える立ち上げです。この形成も各自のセンスがキラリと光ります。
センス・かずらの太さ・性格など、様々な要因でビシッと整ったりゆる〜く仕上がったりと1品目から味ある作品が仕上がりました。

一つ目を仕上げたら次は、大きさや形を工夫して自由に編みこみます。
編み込みになれてきた皆様は「これはミカンで、こっちにジャガイモを入れて。私は炭入れ。私はポトス。コレは写真を飾って。コレはネコの寝床…。」等など、利用方法を想像しながらとても楽しそうに編みこみ大小様々な形の世界に1つだけのかずら細工が次々と仕上がりました。

本日は、ビジターセンターに沢山の笑い声を残したかずら細工体験教室。
「皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。」と閉会して、今年最後のイベントを終了といたしました。

■平成24年12月9日(日)     月例登山会(甫与志岳:二股)
二股キャンプ場にて記念撮影 鮮やかな紫色のムラサキシキブ 深い赤色のツルリンドウ(実)
縁起の良い木とされるマンリョウ 開花時季は終わったよ?アケボノソウ 昔はシャンプー代わりビナンカズラ(実)
山のダムの恵み「清純の滝」 清純の滝で記念撮影 最奥に見える尖りが甫与志岳山頂
二股川沿いに登山道を進みます。 倒木の根を手すりにしてヨイショ! 一瞬だけ雲が飛び鹿屋市方面が望めました。
本日の甫与志岳山頂からの眺望
本日は「曇40%+強い寒波+強い北西の風+甫与志岳=???」の足し算の答えを求めて、勇敢な参加者の皆様36名と12月の月例登山会(甫与志岳:二股)「甫与志岳から肝付の大パノラマを望もう!」を楽しみました。

今回は、肝付町の二股キャンプ場から甫与志林道を進み清純の滝に立ち寄って二股登山コースを登り甫与志岳山頂へ。下山路は、姫門登山道を大谷添林道に下る甫与志岳横断コースにアタック!!

バスで二股キャンプ場に近づくにつれてガラスに雨跡が…。(バスの中ではテンションダウン↓)
しかし、キャンプ場で出発準備をする頃には、青空&小雨となって雨具装着は各自の判断となり意気揚々と出発いたしました。(殆どの方が防寒対策で装着してましたが。)

冬を迎えて可憐な植物が少ない事と寒さの為か、皆様立ち止まることを知らない健脚ぶりで予定よりも早く清純の滝に到着。
冬でも水量の劣らない滝を見て、山のダムの凄さを感じつつ記念撮影を済まして登山口へと向かいました。

二股コースに足を踏み入れても尚、皆様の健脚ぶりは衰えず黙々と歩くこと約20分、木々の葉にパラパラと雨音ではない音が…ある程度予想はしていましたが霰降る甫与志岳登山となりました。

装備をフル装備に変更して甫与志岳の急登を見事な快速で登ると計画よりも約40分も早く甫与志岳山頂に到着しましたが…。
強風&時折降る雪で余りにも寒く昼食どころでは無いと判断し、姫門コース中腹で昼食場所を探すことを決めて甫与志岳山頂を後にしました。

今回もテーマの「大パノラマ」は大敗となり、今回で4連敗となった甫与志岳登山「誰かが甫与志岳に嫌われているのでは?」との噂もチラホラあるとかないとか。(冗談ですが)

そんなこんなで、無事に風の弱い昼食場所を確保してお弁当を広げるも、あちらこちらで「寒い。寒い。」と早々と昼食を済まして立ち上がる姿に、またも昼食時間短縮で下山口を目指して再出発となりました。
姫門コースの急傾斜を滑るように下り(実際に数名の尻もちを確認)、暖房の効いたバスの中に駆け込んで全員無事に下山となりました。

バスに揺られて、例の如く川上地区の物産館「やまびこ館」でお買物を済ませ、各集合場所でお別れをして今年最後の照葉樹の森月例登山会を閉会といたしました。

そして本日の足し算の答えは、全員一致で「寒い」となりました。

■平成24年11月25日(日)     トレッキングツアー(稲尾岳:打詰)
出発前にビジターセンターで記念撮影 せせらぎ沿いをゆっくり歩く 鬱蒼と繁る照葉樹の森を歩く
自然石展望台から稲尾岳方向を望む
冬も輝く照葉樹林を歩く 巨大倒木の横目に 稲尾岳(稲尾神社)にて記念撮影
巨木イスノキの脇を下る 稲尾スギ到着「バンザイ!」 中が空洞でも生き続けるスダジイ
自衛隊射撃訓練場から佐多岬を望む
快晴無風の素晴しい登山日和に恵まれた本日、11月のトレッキングツアー(稲尾岳:打詰)「太古の姿!稲尾岳原生林を肌で感じよう!」を参加された36名の皆様と楽しみました。

今回は、ビジターセンターから西口コースで稲尾岳山頂を目指し、そのまま稲尾岳を越えて太平洋側の打詰地区へ下る登山コースにアタック!!

ビジターセンターを出発してミニ屋久島とも云われる(らしい)苔生した清流沿いを進み約1時間で自然石展望台へ到着。
今回も残念ながら雲に阻まれて壮大な太平洋に浮かぶ種子島の姿を望む事が出来ませんでしたが、目指す稲尾岳や打詰への道程などを確認して再出発。
予定通りに枯木三角点、分岐点と通過して正午過ぎに稲尾岳山頂に辿り着き、各自お弁当を広げて雑談でワイワイと盛り上がりました。

昼食後、稲尾神社を囲んで記念撮影を済ませて、いざ巨木原生林が待つ稲尾岳打詰コースへと下りました。
分岐からすぐに始まる急斜面に足を取られないようにゆっくりと歩を進めると、ヒメシャラ・イスノキなどの巨木が姿を現し、更に下ると樹齢200年を越える稲尾スギが皆様を出迎えてくれました。

写真撮影や抱きついたりと思い思いに稲尾スギを堪能して、更に下ること約30分、巨木スダジイに寄生したヤッコソウ観察の筈でしたが残念ながら今年の稲尾岳はハズレ年。ポツリポツリと頭が出ているだけでした。
「自然相手だから仕方ない。また来年!!」と、その場を後にしました。

ヤッコソウの周辺から垂直分布により植生もスダジイ・マテバシイ・タブノキなどに変化して、また違った雰囲気の照葉樹林の中を歩くこと約1時間。無事にバスの待つ標高220mの下山口に辿り着きました。

本日は、テーマ通り稲尾岳の原生林を肌で感じて、様々な形や大きさの樹々を堪能し、その他にもナンバンギセル(種)ギンリョウソウモドキ(種)ツチトリモチツチグリツルリンドウ(実)ミヤマシキミ(実・蕾)ヤッコソウヒヨドリバナ・サザンカ・ヤブツバキ・アザミ・ツルマサキ(実)などの草花の冬支度を見る事が出来ました。

下山後に移動した、自衛隊射撃訓練場で薄っすらと太平洋に浮かぶ種子島・馬毛島・竹島・硫黄島を望む事が出来て、参加された皆様も大満足の様子でバスに揺られ、各集合場所でお別れをして11月のトレッキングツアーを閉会といたしました。

■平成24年11月11日(日)     八山岳の天然記念物ヤッコソウ
左は雌しべ、右は雄しべの帽子あり 羽に溜まっているのは甘い蜜 スダジイの根っこに寄生します。 今年は、大群生でした。
本日、開催予定だった月例登山会(八山岳)「八山岳へ珍花と天然記念物を見に行こう!」は、残念ながら悪天候にて中止となりました。

一週間程前の登山道点検時にヤッコソウの大群生と出会い、今回の登山会で皆様の喜ぶ顔を楽しみにしていたのですが…。
せっかくですので、点検時に収めた写真をご紹介いたします。

今年の八山岳は、ヤッコソウの当たり年でこの群生地以外にもあちらこちらのスダジイの根元で可愛い姿が確認できました。

間もなく11月中旬が開花のピークとなります。
機会があれば遊びに出かけてみてください。
八山岳山頂のデッキからの眺望

■平成24年10月28日(日)     照葉樹の森in木材まつり
穴に合う足(枝)探しが一苦労。 終日多くの方が来店してくださいました。
今年も走るよ森林鉄道 大盛況の棟上式
本日は、昨年同様に鹿屋市県民健康プラザにておおすみ木材まつり大隅竜神大祭が壮大に開催され、照葉樹の森も恒例の木工クラフト&木工品展示販売にて出展いたしました。

心配された天候も嘘のように秋晴れとなり、各ブース大勢の来場者で賑わいをみせていました。
当ブースでも多くの子ども達が来店し、ゴン太&ブッチーが新に82匹誕生し可愛がられることになりました。

木工品展示販売も格安っぷりに大盛況となり鹿児島県照葉樹の森を知らない方々への良きPRとなりました。

終日、忙しく写真を撮るのもままならない状況でしたが、多くの子ども達を相手にし楽しい1日となしました。

■平成24年10月22日(月)     珍花「ヘツカリンドウ」
岩を抱えるイスノキ
本日、稲尾岳登山道点検整備に出かけた際に可憐な姿を見せてくれた珍花「ヘツカリンドウ」です。

今年は、夏場の気象条件が悪かった為か全体的に株数も少ないとの情報もあり、稲尾岳の登山道でも滝巡りコース沿いに2株咲いていただけでした。

しかし照葉樹の森では、滝巡りコース以外にも林道沿いに数株の開花を確認しています。
林道沿いは手軽に観察出来ますので、この機会に可憐なヘツカリンドウを観察しませんか?
(開花時季は、10月下旬から11月上旬ごろ)


※右下の写真は、稲尾岳北口コース沿いの「岩を抱えるイスノキ」です。

■平成24年10月1日〜15日     サシバ観察期間
サシバ観察期間「大群来るかな?サシバの渡りを観察しよう!」
期間中の観察状況は←のロゴをクリック!!

■平成24年10月14日(日)     月例登山会(稲尾岳:西口往復)
ビジターセンターにて記念撮影 心地よい清流と照葉樹林 清流沿いを歩きます。
苔生した清流沿い せせらぎの音が心を癒します。 川の源付近の石碑
自然石展望台にて(正面が稲尾岳) 今回は親子(小2・5)も参加しました。 親子で楽しむ照葉樹の森
分岐点からの登り(下山時) 倒れても生き続ける樹 稲尾岳(稲尾神社)にて記念撮影
前日の快晴夏日が打って変り、朝から曇天で肌寒い天候となった本日、10月の月例登山会(稲尾岳:西口往復)「運動の秋!稲尾岳登山で体を動かそう!」を参加された38名の皆様と楽しみました。

今回は、稲尾岳のメインコースとなるビジターセンターからの稲尾岳西口コースの往復登山にアタック!!
出発時の気温は17℃。風の影響か体感気温はかなり低く、軽めの防寒着を羽織り秋の稲尾岳を目指して10時過ぎにビジターセンターを出発しました。

登山口までの取り付け林道では、ナンバンギセルセンブリツルニンジンアザミサザンカなどの草花やアサギマダラも観察することが出来ました。
参加者の中にはセンブリの葉をかじり「苦い苦い苦い!」と叫び、センブリ(千度振り出してもなお苦い)の真意を体感されている方もいました。

登山道で、ギンリョウソウモドキツチトリモチミヤマシキミ(実)ツルリンドウ(実)などを観察しながら清流沿いを歩き、尾根に登り辿り着いた自然石展望台。
霞で太平洋の絶景を望む事が出来ませんでしたが、皆様は照葉樹林の深い山並みを眺め自然石展望台を満喫されていました。

再出発して、山登りならぬ「山歩き」を楽しみながら「お腹すいたぁ〜」と歩くこと約90分、12時45分に目的の稲尾岳(稲尾神社)に到着。
オオマルバノテンニンソウ(ミカエリソウ)が満開の稲尾岳で各自お弁当を広げて世間話で盛り上がりました。

昼食後、稲尾神社で記念撮影を済ませて来た道を折り帰し。
分岐点から枯木三角点までの登りを「ヨイショ!ヨイショ!」と掛け声で登りきり、残りは心地よい照葉樹の森歩きで皆様元気に15時20分に下山となりました。

秋晴れには恵まれなかったものの、稲尾岳登山で「運動の秋」を満喫して満面の笑顔で帰路に着く皆様に手を振って、10月の月例登山会を閉会といたしました。

【番外編】数日前の登山道点検で遭遇したヒキガエル。冬眠場所を探しているのかな?

■平成24年9月23日(日)     トレッキングツアー(荒西山)
ホトトギス3兄弟
ヤマジノホトトギス タカクマホトトギス ホトトギス
かしらやま大橋で記念撮影 荒西山テレビ塔で記念撮影 下山途中の林道から荒西山をバックに記念撮影
暑さ寒さも彼岸まで。昔の人はよく言ったもので、すっかり秋めいた気候となった本日、9月のトレッキングツアー(荒西山)「荒西山の雄大な展望と植物を楽しもう♪」を36名の皆様が楽しまれました。

今回は、錦江町の森林公園から神ノ川支流を遡り、稜線の天狗岩から展望を望み荒西山を経てテレビ塔で昼食。
下山路は、荒西山登山道と林道を錦江町の新田峠まで下る登山コースにアタック!!

楽しみにしていた雄大な展望は、生憎のガスで今ひとつとなりましたが、秋を迎えた山中には、様々な植物が可憐に花を咲かせて皆様を迎えて楽しませてくれました。
予定通りに全員下山して、終始笑い声の絶えない荒西山登山会は無事に閉会を迎えました。

(今回は、諸事情によりHP管理人不参加の為、植物写真をメインでお楽しみください。)
キリシマシャクジョウの群生 秋のギンリョウソウ「ギンリョウソウモドキ」 樹に着生したヒュウガギボウシ 地面からひょっこりツチトリモチ 貴重な群生キバナアキギリ 可憐な薄ピンクのシュスラン
倒木からニョキニョキ名前不明のキノコ? 黄色くミズヒキに似ているからキンミズヒキ 可愛い花と実を付けたキガンピ 可愛い黄色の花が咲くノササゲ 見れば見るほど不思議なツルニンジン 天狗岩に立って「バンザーィ!」

■平成24年9月9日(日)     月例登山会(木場岳)
林道終点の巨大モミノキにて記念撮影 古道にあったイノシシの「ぬた場」 窪んだ古道を歩く
巨大倒木の横を歩く 木場岳の木漏れ日を浴びる 沢沿いの木漏れ日を浴びる
黄緑色の光のシャワーを浴びる 木場岳から太平洋を望む 木場岳登山口にて記念撮影
コントラストが美しいヤマジノホトトギス 白く可憐なミヤマウズラ コチラも可憐なナツエビネ
木場岳自然石展望台からの眺望
参加した皆様の日頃の行いにお天道様も微笑んで「これでもかっ!」と言うような素晴しい青空に恵まれた本日、9月の月例登山会(木場岳)「木場岳へ照葉樹林の木漏れ日を浴びよう!」を参加された35名の皆様と楽しみました。

今回も大野地区奥の町有林道から古道を大鹿倉林道へ抜けて、木場岳登山道を進み木場岳山頂を目指し、下山路はきこりの杣道を県道68号線へ下る登山コースにアタック!!

バスを待つ麓の暑さが昨年の木場岳登山の蒸し暑さを思い出し、汗だくになる覚悟を決めて足を踏み出しました。
テクテクと歩くこと20分で林道終点の巨木モミノキ群に辿り着き記念撮影。
そこから傾斜を登り古道へと進むと…以外にもそよ風が吹いて予想外の心地よい山歩きとなりました。

古道沿いにある"ぬた場"(イノシシのお風呂)を横目に、輝く木漏れ日を浴びて進むこと70分、大鹿倉林道沿いの木場岳登山口に到着。
登山口で一息入れて昼食ポイントの「川の源」を目指して再出発!
予定通り12時過ぎに川の源で待ちに待ったお弁当をひろげました。

昼食後は、上流でオオダイガハラサンショウウオの幼生を観察して、本日の目的地を目指してラストスパート!
約20分で木場岳山頂に辿り着き、自然石展望台から太平洋に浮かぶ「種子島・馬毛島・屋久島(すその)・硫黄島・竹島」を望み久しぶりの眺望を楽しみました。

山中では、ミズヒキ・キンミズヒキ・キガンピ・ヌスビトハギ・オトコエシヤマジノホトトギスナンバンギセルゲンノショウコキリシマシャクジョウシュスランナツエビネミヤマウズラどの植物が可憐に花咲かせ、秋の訪れを皆様に告げていました。

木漏れ日を浴びながら草花を楽しみ、きこりの杣道を進むこと90分で大鹿倉林道水場に到着。
木場岳の冷たい湧き水で喉を潤して、バスの待つ県道68号線に全員無事に辿り着きゴールとなりました。

大好きな山歩きを終えて、心をリフレッシュした笑顔溢れる皆様を見送り、9月の月例登山会を閉会いたしました。

■平成24年8月22日(水)&23日(木)     木工クラフト体験教室
錦江町「ふるさと自然塾」
足や首の枝を探して… 瞬間接着剤で目を付けて… 作ったゴン太&ブッチーと一緒に記念撮影

肝付町「柏原保育園学童」
自分のものに名前を書いて… 顔パーツをくっつけて… ゴン太&ブッチーと一緒に記念撮影。
夏休みも残すところあと僅かとなりました。学生の皆様、宿題は終わりましたか?

さて、そんな夏休みの終盤に避暑地“照葉樹の森”で木工品と思い出を作ろうと、22日に錦江町「ふるさと自然塾」、23日に東串良町「柏原保育園学童」の子ども達、計44名(引率含む)が訪れました。

今回も近頃人気絶頂のゴン太&ブッチーの木工クラフトにチャレンジ!!
ヒサカキをノコギリで切り、顔を組み立て、足や首に枝を付け、顔と体を合体!!
そんな感じでゴン太&ブッチーの出来上がり♪(注:簡単に書いてますが結構難しいですよ。)

慣れない手つきで頑張って作り上げたゴン太&ブッチーは、一匹ずつ表情が違いオンリーワンの一匹となりました。

「…まっ、まさか、ボクたち夏休みの工作に提出されるのかな?」

■平成24年8月12日(日)     月例登山会(六郎館岳)
可憐な花びら「マツカゼソウ」 六郎館岳山頂にて 名前が難しい「ニシノヤマタイミンガサ」
倒木に着生した「ナツエビネ」 きっ♪きっ♪きのこ♪(名前は調べてください。) 所々で巨木が迎えてくれます。
巨木二股スダジイの横を歩く 巨大スダジイをバックに記念撮影 輝く巨木で一休み。
六郎館岳「自然石展望台」からの眺望
重岳地区からの六郎館岳方面
前日に天気情報と睨めっこをして「大丈夫、降っても小雨。」と判断して登山会の実施を決定して帰宅。その晩に発表された天気予報は「明日は、雨80%」って、…おぃおぃ。
心配しつつ起床すると、各地でゲリラ豪雨の悪天候。しかし文明の利器「インターネット&気象レーダー」で確認すると日中は大丈夫な…はず。

そんな不安を抱えつつ、8月の月例登山会(六郎館岳)「照葉樹林の秘境!六郎館岳を歩こう!」を参加された31名の皆様と楽しみました。
今回は、国道448号線(旧道)の登山口から六郎館岳山頂を経て、荒西林道まで錦江町と肝付町の町境を辿る緑の回廊コースにアタック!!

雨の心配は減ったものの、早朝の雨で湿度は最高!しかも無風!蒸し暑さは過去最高!!
登山口に入ってすぐに始まる登り斜面にボタボタと汗が噴出しました。
道中ゆっくり歩を進め、出発から約90分で六郎館岳山頂に到着して、標柱をバックに記念撮影を済ませてから自然石展望台で眺望を楽しみました。

緑の回廊コースは、ここからが本番で雰囲気の良い照葉樹林の登り下りが始まります。
山頂から高低差100mを下り、次は50mを登り、更に150m下って、進むこと60分で正午過ぎ(12:15)に昼食ポイントに到着。
無風の中で時折谷からの吹き抜ける心地よい風を感じながらお弁当を広げました。

再出発は登りからスタート!お弁当で重くなった体を「ヨイショ!」と持ち上げ歩を進めると、シイ・タブ・カシ・イス等の巨木たちが皆様を出迎えてくれました。

昼食場所と下山場所は同じ標高540m。その間を15回ほど繰り返す登り下りにゴール手前では「また登りぃぃ〜」「登りの方が長いぃぃ〜(ありえません)などの弱音も聞こえましたが、バスの姿が見えたときには「ついたぁぁー!」と、皆様笑顔に溢れていました。

下山後は、六郎館岳や踏破した稜線、肝付町岸良海岸の砂浜、青い太平洋などを眺めながらバスに揺られて各集合場所へと帰り「原生林の素晴しい山だった。」等の嬉しいお言葉を頂きつつ、8月の月例登山会を閉会といたしました。

■平成24年8月10日(金)     あけぼの保育園(学童保育)in照葉樹の森
西口コース入口を登る せせらぎの飛び石を渡る 輝く照葉樹林を進む
心地よい清流の音を聴きながら奥を目指します。 川の源でサンショウウオやサワガニと戯れる 自然石展望台を目指して登ります。
自然石展望台にて(1・2班) 自然石展望台にて(3・5班) 最後にビジターセンターで記念撮影
本日は、肝属郡肝付町のあけぼの保育園(学童保育)の子ども達38名(引率含む)が照葉樹の森に遊びに訪れました。

朝からガスに覆われて曇り空の稲尾岳でしたが、子ども達が到着する頃には、薄っすらと青空が顔を出すほどに天候が回復して、意気揚々と稲尾岳に足を踏み入れました。

本日も目的地は稲尾岳の自然石展望台。小学1年生から4年生までの子ども達は、お互いに協力し合って自然石展望台を目指しました。
到着した自然石展望台。今日も太平洋は望めませんでしたが、登りきった達成感で嬉しそうな顔の子、疲れきった顔の子、様々でしたが、自分の足で登ったことは良い思い出となったことでしょう。

無事に全員が下山して、ビジターセンター周辺の空の下で昼食を済ました後は、今回もゴン太&ブッチーの木工クラフト教室を開催。
ノコギリが初体験の子も一生懸命頑張ってヒサカキを切り、ボンドで顔パーツを付けて、先生と一緒に足を付け、合体したら完成!!

ボンドが乾ききらない為、ゴン太&ブッチーを先生に預けて、先にバスに乗り込んだ子ども達は「作った動物は持って帰らないのぉ〜?」と心配そうに訪ね、「大丈夫、先生が後から持って帰るよ」と聞くと、ホッとした顔をしていました。

初めての山登り体験や木工クラフト体験で、夏休みの思い出として絵日記の題材になったのではないでしょうか?

■平成24年8月9日(木)     ヨロンパナウル少年の船in照葉樹の森
せせらぎの飛び石を「バランス!バランス!」 清流を触って「冷たぁ〜ぃ!」 森林浴を満喫中!
自然石展望台にて「1班」 自然石展望台にて「2班」 自然石展望台にて「3班」
自然石展望台にて「全員集合」 ゴン太&ブッチー製作中! 最後にビジターセンターにて記念撮影
与論島から満州の開拓団として渡り、日本に帰るときには奄美の島々は米軍統治下、命からがら肝属郡田代村に入植し「満州を忘れるな」を合言葉に野山を開拓し、移り住んだ方々が村に付けた名前は、満州の開拓地の名「盤山」(現 錦江町盤山地区)であった。(らしいです。)
その様な経緯があり与論町と錦江町は姉妹町として交流を築いてこられたそうです。

さて、そんなこんなで夏休み。与論町と錦江町の交流体験「ヨロンパナウル少年の船」に参加した子ども達26名(引率含む)が錦江町に訪れていました。
前日に錦江町入りした皆様は、花瀬バンガロー村をキャンプ地に奥花瀬でニジマス釣りを体験。
夜は、盤山地区で釣り上げた大漁のニジマスを夕食に交流会を開かれたそうです。

そして本日は、稲尾岳(自然石展望台)の登山体験とゴン太&ブッチーの木工クラフト体験に照葉樹の森に訪れました。
山や川が無い与論島の子ども達は、稲尾岳の山並みや照葉樹林、清流などを肌で感じ「もののけ姫だぁー!」と、稲尾岳の自然を満喫していました。
全員無事に目的地の自然石展望台に到着。霞で輝く太平洋を望むことはできませんでしたが、それでも皆様満足げな表情でした。

下山後は、ビジターセンターで昼食を済まして木工クラフト教室を開始!!
自分でノコギリを使いヒサカキを切って、顔を組み立て、枝を選んで足を付け、体に顔を付けると完成。今回も、かわいらしいゴン太&ブッチーがたくさん誕生しました。

盤山地区からも登山道がある稲尾岳の片鱗を肌で感じ、自分で作ったゴン太&ブッチーをお土産に夏休みの貴重な思い出となったことでしょう。

■平成24年7月25日(水)     くまそ自然塾in照葉樹の森
展示品に興味津々 ノコギリでヒサカキを切る「頑張れ!!」 作った顔と胴体を合体して「完成!!」
ようやく梅雨も開けて快晴の夏空となった本日、鹿屋市西原台小学童保育「くまそ自然塾」の皆様70名が稲尾岳に遊びに訪れました。

午前中は木工クラフトでブッチー作り、午後は自然石展望台までのプチ登山を体験して稲尾岳を満喫しました。

プチ登山では、多くの子ども達が清流に足を滑らせてビショビショになっていましたが、それはそれで良い夏休みの思い出となったことでしょう。
お母さんの作ったお弁当は美味しいな♪ 真っ青な夏空の下を歩く 一列になって山登り 清流の飛び石をバランスよく渡ります。 お友達同士協力してクリア!! はいチーズ!!
先は長いぞ「ガンバレガンバレ」 途中からは、川歩きとなりました。 自然石展望台にて(男の子) 自然石展望台にて(女の子) 家でブッチーを可愛がってね 最後にブッチーと一緒に記念撮影

■平成24年7月22日(日)     クワガタ飼育教室
クワガタ学習の様子 何が当たるかな? 僕もミヤマクワガタがほしいよぉ〜
木場先生の少年の森こんちゅう村 出発前に記念撮影 高いところにいるかな?
皆さん思い思いに探します。 みんな頑張れぇ〜 親子で協力!!
クワガタ相手に悪戦苦闘「つかめないよぉ〜」 雷なるから帰りましょう♪(天気に見えますがゴロゴロ) 左:ノコギリ、中:ミヤマ、右:ヒラタ
「今まで体験した事のない大雨」と、聞いたことの無い表現と共に九州北部に大きな被害をもたらした今年の梅雨は、明けること無く夏休みを迎えることになりました。

そんな夏休み最初の日曜日、どうにか天候にも恵まれて元気いっぱいの子ども達34名(保護者含む)を迎えて、夏休みイベントのクワガタ飼育教室「昆虫と遊ぼう!これで君もクワガタ博士?」を開催いたしました。

先ずはビジターセンターでクワガタ博士を目指したクワガタ(&カブトムシ)学習からスタート。
クワガタの生態、山や森での注意点クワガタの探し方採取方法飼育方法豆知識などをシッカリと学んだ後、毎年恒例のクワガタプレゼントの抽選会!!
クワガタが入ったペットボトルを引き、当たったクワガタを嬉しそうに覗き込み喜ぶ姿がありました。

早めの昼食後は、少年の森に移動してクワガタ採集の実践開始!!
午前中に学んだ探し方や採取方法を駆使して、みんな一生懸命クワガタを探していました。
一人で7〜8匹探す子や、ミヤマクワガタを探した子など、ほとんどの親子が一通りクワガタを発見した頃、隣の山から雷鳴がゴロゴロと鳴り響き雷雨の予感が…。

安全第一で早々と閉会式を済ませてイベントを仮終了。
帰宅組を見送って、雷鳴が止むのを待ってから居残り組とクワガタ採集に再出発!!
残っていたクワガタをポツリポツリと探し出していると、再び雷鳴がゴロゴロ…。
逃げるように車に戻って、本日のイベントはココで終了となりました。

雷鳴轟く雨雲のお陰で、思う存分クワガタ採集とはいきませんでしたが、自分たちで探したクワガタを手に満面の笑顔の子供たちの姿を見れてホッと一安心で、夏休みイベントのクワガタ飼育教室を閉会といたしました。
「雨雲さん。九州の梅雨明けはまだですか?」

■平成24年7月8日(日)     月例登山会(大尾岳)
出発地点「かしらやま大橋」で記念撮影 入口からすぐに鬱蒼と繁る照葉樹林帯 神ノ川支流沿いに歩きます
天然林と人工林の境を歩く 照葉樹林の木漏れ日を浴びながら 神ノ川支流を越える
田代善太郎氏の名が付くタシロラン キヨスミウツボの残骸 トチバニンジン
大尾岳展望石からの眺望(太平洋側)
大尾岳展望石に立つ@ 大尾岳展望石に立つA 大尾岳山頂にて@
大尾岳山頂にてA 下山路の谷で小休止 今回の足跡を辿る
素晴しいタイミングで梅雨の中休みとなり最高の登山日和に恵まれた本日、7月の月例登山会(大尾岳)「稜線歩いて大尾岳からの眺望を眺めよう!」を参加された36名の皆様と楽しみました。

今回は当所予定していた稲尾岳(大浦コース)を中止して、計画を練り直した大尾岳登山コース。
半ヶ石森林公園から神ノ川支流を遡り稜線歩きで大尾岳を目指し山頂へ、下山路は至八山岳縦走路途中のエスケープルートを下る、照葉樹の森登山会で1・2を争う難関コースにアタック!!

出発地点の「かしらやま大橋」で記念撮影をして、早速登山開始。
梅雨の増水で心地よいBGMを奏でる神ノ川の清流を横目に、程よい登りをゆっくりと歩き平野林道に到着。林道で一息入れて「縦走路(荒西山→大尾岳)」を目指して急登を一歩ずつ進みました。

午前中の踏ん張りどころ「登り110分」を無事に登り切り、縦走路に到着して、分岐点を左に折れると心地よい稜線歩きが始まりました。
小さなアップダウンが続く稜線を50分ほど歩いて丁度12時、予定していた昼食ポイントに到着して待ちに待ったお弁当。

先の道程がまだまだ長い為、早々と昼食を済ませて大尾岳を目指し再出発。
軽くなったザックの代わりに、重くなった体をヨイショと前に運び「縦走路ピーク(904m)」の分岐点を左に折れて更に進み、再出発から60分で大尾岳展望石に到着。
生憎のガスで錦江湾方面は望めなかったものの、目の前に広がる肝付山系の稜線を眺め「こんなに歩いてきたの?人の足は凄い!!」と、これまでの道程を目に焼きつけて眺望を満喫していました。

展望石を過ぎて少し進むと今回の目的地「大尾岳(940.5m)」にやっと到着。
展望も無く三角点がポツリとあるだけの寂しい山頂ですが、2グループに分かれて記念撮影。

「さぁ後は帰るだけ」と、八山岳に続く縦走路を下って登って、進むこと70分でエスケープ分岐点に到着し、「ここから急な下りが続きます。足元注意!!」の呼びかけも虚しく80分後の下山口では、数名の方のお尻が真っ黒く汚れておりました。

約6時間の行程に下山と同時に「疲れたぁ〜〜」と座り込む方もいましたが、肝付山地の山々に守られ一番奥に鎮座する大尾岳への登頂を無事に終えた皆様が、満足気な表情で帰路に着く姿を見送って7月の月例登山会を閉会といたしました。

■平成24年6月24日(日)     紙漉き体験教室
紙漉き準備の説明中 早速紙漉きに取り掛かります。 子どもも楽しく紙漉き体験
カラフルなエコ用紙が出来上がります。 パート2 乾燥中
皆さん手馴れてきました。 エコ用紙量産中 最後に記念撮影
梅雨真っ只中、朝一から強い雨と風が吹きつけるビジターセンターの周辺は真っ白なガスに包まれて雲の中となりました。
そんな悪天候の本日、6月のイベント紙漉き体験教室「出来るかな?樹木の繊維で紙漉き体験!」を参加された6名の方々が楽しみました。

皆さんは先ず、紙漉きの準備(コウゾの靭皮&牛乳パックの下準備、原液の作り方)、紙漉きの手順(原液から漉いて乾かすまで)の説明を受けてから、コウゾ100%コウゾ50%+牛乳パック50%の2種類の原液を使った紙漉きに早速チャレンジ!!

網戸ネットを挟んだ型枠を手にして、原液の中をそっと泳がして好みの厚みで漉いた後、アイロンを使い水分を飛ばして乾かすとアッと言う間にエコ用紙の完成!!

柄なしバージョンを2〜3枚漉いて手馴れてきたら、色を付けた葉っぱの葉脈色和紙を溶かした原液を使って様々な柄を付けて、世界に1枚だけのオリジナルエコ用紙を漉き上げていきました。

今回は梅雨時季&悪天候の為に参加人数は少なかったですが、逆にそれが功を奏し1人で10枚以上のエコ用紙大量生産となり、自分で漉いた紙を手に大満足の皆さんを写真に収めて紙漉き体験教室を閉会といたしました。

■平成24年6月14日(木)     城内小学校&滑川小学校合同遠足
空はどんより曇り空 登山道に入ると樹々のトンネルが傘代わり 清流の飛び石を越えて歩きます。
林内も時折、ガスがかかります。 辿りついた自然石展望台にて記念撮影 帰る頃には少し天気も回復
「もう食べ終ったぁ〜」(早いよ) お弁当を広げ嬉しそうです。 ビジターセンターで記念撮影
本日は、南大隅町の城内小学校滑川小学校の皆さん31名(5年生除く)が稲尾岳に合同遠足で訪れました。

麓は暑い位でバスの車内はクーラーをつけて来たそうですが、ビジターセンターは皆さんが到着する30分前まで雨が降り、風も強く室内温度は18℃、外の体感気温は15℃位と肌寒く、到着した皆さんはバスを降りるなり「寒いぃ〜」と声を上げていました。

どんよりとした空模様でしたが予定通り元気良く稲尾岳に出発!!
林道沿いで黄色く実ったナガバノモミジイチゴを口にしては、次の実を探してキョロキョロと歩を進め登山口に到着。

登山道に入ると清流の飛び石が出現!!飛び石を渡るのに低学年生が悪戦苦闘すると高学年生がそれをサポート。
生徒数が少ないからこその「全員ともだち」の絆を垣間見ることが出来ました。

飛び石をクリアして川の源に到着。そこでオオダイガハラサンショウウオの幼生やサワガニと戯れた後、目的の自然石展望台を目指して再出発!!
やっと辿り着いた自然石展望台でしたが、雨がパラパラと降り出して慌てて記念撮影を済ませてトンボ返りで下山となりました。

ビジターセンターに辿り着く頃には、靴はビチョビチョでズボンまで濡れた子もいましたが、怪我も無く無事に全員下山で一安心。
ストーブに当たりながら、楽しいお弁当&おやつの時間を過ごした後、「初めての登山、楽しかったです。」「天気の良い日にまた登ってみたいです。」など嬉しい言葉を残して笑顔で手を振り帰校されました。

■平成24年6月10日(日)     月例登山会(稲尾岳:滝巡り)
盤山登山口で記念撮影 盤山登山道の清流を渡ります。 盤山登山道の急登で渋滞中
優れた薬草!可憐なイチヤクソウ 滝巡りコース入口で記念撮影 輝く照葉樹の森を歩く(パート2)
稲尾岳滝巡りを歩く(名無しの滝) 滝巡りコース1番目の小滝「名無しの滝」 難関「滝巡り」を踏破した勇氏達
稲尾岳ビジターセンター到着 再出発前にビジターセンターで記念撮影 満開のヤマボウシ
丘の道からビジターセンターにヤッホォ〜! アッと言う間にビジターセンターも遥かうしろ 心地のより照葉樹の森歩きも残り僅か
ゴール地点からのパノラマ風景
例年より少し遅れた梅雨入り宣言。正直「6月の月例登山会は雨天中止かなぁ」との思いが頭の片隅に浮かびました。
しかし、自称「晴ボーイ・晴ガール」の念が通じたのか梅雨時季にしては最高の天気に恵まれた本日、6月の月例登山会(稲尾岳:滝巡り)「稲尾岳滝巡りでマイナスイオンを浴びよう♪」を参加された36名の皆様と楽しみました。

今回は今年2月の月例登山会で開通した盤山地区から滝巡りコースをビジターセンターへ進み南隅境界線を抜けて花瀬林道入口へ下る登山コースに再アタック!!

スタート直後から梅雨の湿度を感じる蒸し暑さの中、茶畑農道と盤山登山道の急登をゆっくり登り内之牧林道に合流して滝巡りコース入口を目指しました。
内之牧林道沿いには、優れた効薬の薬草となるイチヤクソウ(一薬草)が可憐な姿で皆様をお出迎え。可愛らしい姿を撮影して「今日はこれで満足!」と早くも帰り支度の方もいらっしゃいました。

辿りついた滝巡りコースの入口で記念撮影を済ませて、ビジターセンターを目指し稲尾岳最難関コースにGO!!
蒸し暑さは和らいだものの難関コースのアップダウンに汗が噴出し、迫り狂う木製階段相手に「ヨイショ!」と掛け声を出しながらの登山となりました。

道中では、稲尾岳滝巡りのマイナスイオン、鈴なりのオオナルコユリ、大きく成長中のヘツカリンドウ、食べ放題のナガバモミジイチゴなどを楽しみながら、ゆっくり時間を掛けて難関コースを踏破して無事13時10分に稲尾岳ビジターセンターに辿り着きました。

ビジターセンターで少し遅めの昼食と記念撮影を済ませ、南隅境界線分岐を目指して遊歩道せせらぎのこみち丘の道へ。丘の道の途中からビジターセンターで待つ南日本新聞記者に「ヤッホォ〜!」と手を振り、周辺の山並みを眺め一息入れて先に進みました。

丘の道と行動食のナガバノモミジイチゴに別れを告げて、分岐点を左に折れ南隅境界線へ突入!!
雰囲気がガラリと変わり、鬱蒼と繁る照葉樹林帯の木漏れ日や自然のクーラーを浴びながら気持ちの良い稜線歩きとなりました。

緩やかな下りが続く稜線は負担も軽く、周りの方々と様々な話題で話が盛り上がりワイワイと笑い話をしながら、アッと言う間にバスの待つゴール地点の林道花瀬線入口に辿り着き無事に下山となりました。

今回は難コース故に数名のリタイヤもありましたが、それでも各所で稲尾岳周辺に広がる照葉樹林の雄大な自然を満喫し無事に下山した皆様が満面の笑顔で帰路に着く姿を見送って6月の月例登山会を閉会といたしました。

■平成24年5月27日(日)     トレッキングツアー(木場岳)
ウマノアシガタ(通称キンポウゲ) スイカズラ コナスビ
ハナミョウガ モミ巨木群で記念撮影 心地よい照葉樹林を歩く
葉の根元に花が咲くキンチャクアオイ 「マムシさん」
木に巻きついて日向ぼっこをするマムシ
※クリック注意
アリドウシの花(前回の白トビ写真のリベンジ)
木場岳登山道入口にて記念撮影 清々しい川の源で楽しい昼食 輝く照葉樹の森を歩く
既に実を付けたミヤマシキミ 今回テーマのナガバノモミジイチゴ 秋が楽しみヘツカリンドウ(通称チンゲンサイ《嘘です》)
木場岳山頂からの180度パノラマ
週間天気予報の雨マークに一時心配しましたが、蓋を開ければ素晴しい天候に恵まれて、まさに「新緑の候」照葉樹林が黄緑色に光り輝く本日、トレッキングツアー(木場岳)「自然の恵み♪木場岳の野イチゴを頬張ろう!」を参加された36名の皆様と楽しみました。

今回は、大野地区奥の林道から古道を抜けて木場岳登山道を進み木場岳山頂へ、下山路は樵の杣道と大鹿倉林道を県道68号へ抜ける登山コースにアタック!!

出発して林道終点のモミノキ巨木群で記念撮影を済ませて古き生活路へ歩を進め、笑い話をしながら歩き歩いて何度目かの休憩時に前方から「ヘビだ!マムシだぁっ!」とザワザワガヤガヤ。
見てみると、木に巻付いて日向ぼっこをしながらコチラを睨むマムシの姿が…。
きっと「静かに日向ぼっこしている所に五月蝿いなぁ!何だこのカラフルな集団は?」とマムシは思っていた事でしょう。
(この様に木に巻付いている場合があるので、木を掴む際は注意をしましょう。)

そんなこんなで、古道を越えて大鹿倉林道沿いの木場岳登山口へ到着。案内板の前で記念撮影を済まして木場岳登山道へ!(ここからが登山道)
50分ほど歩いて予定通り12時ちょうどに川の源に到着して木漏れ日を浴びながらお弁当を広げました。

お喋りをしながらゆっくりと昼食を楽しんだり、早々昼食を終えてサンショウウオを観察したりしてあっと言う間に35分が経ち山頂を目指して再出発。
今回のテーマ「野イチゴを頬張ろう!」は、少し時季が早かったものの山頂付近でそれなりに口にすることが出来てホッと一安心。

辿り着いた木場岳山頂を越えて自然石展望台へ、余りにも天候が良くなり過ぎて霞がかかり残念ながら種子島&屋久島を望む事は出来ませんでしたが心地よい風を浴びてから下山路の分岐点を目指しました。

分岐点を左に折れて樵の杣道へ下り、段々と水量の増す清流沿いを下ると大鹿倉林道水汲み場へ到着。木場岳の冷たい湧き水を口にして喉を潤してバスの待つ県道68号線に辿り着き全員無事に下山となりました。

照葉樹林に包まれて木漏れ日を浴び野鳥の囀りと清流の響をBGMに周りの方々と笑い話しながら心地よい負荷の照葉樹の森歩き。
気持ちの良い癒しの時間を過ごして心身共にリセットした笑顔が溢れる皆様と又の再会を約束してトレッキングツアーを閉会といたしました。

■平成24年5月20日(日)     第4回 鹿児島県照葉樹の森サイクルジャンボリー
雨の中の開会式 シニア賞授与 選手宣誓
集合記念撮影 スタート直前 スタート!
スタート2 スタート3 続々スタートします。
前日からシトシトと降り始めた雨は朝になっても降り止まず、むしろ雨脚が強まる残念な雨模様となりました。

しかし、そんな天候に負けじと総勢230名のヒルクライマーが集まり、鹿児島県自転車競技連盟主催の第4回鹿児島県照葉樹の森サイクルジャンボリーが盛大に開催されました。

雨空の開会式を鹿児島住みます芸人の「ビューティメーカー」や錦江町ご当地アイドル「くわがたガールズ」「でんしろう君」が笑いで盛り上げ、記念撮影後に出発準備となりました。

道路いっぱいに整列した選手達の姿は勇ましく、スタートの火蓋と同時に疾走して行く姿を見送って、照葉樹の森ゴール地点に先回り。

昨年同様ゴール地点で待っていると「間もなく先頭入ります!」との声がして、先頭の選手が最終カーブから姿を見せました。
栄えある第1位の選手のタイムは0:46:53…やっぱり今年も早かった。

その後も続々とゴールする選手達は、流石にハァハァと息を切らしているものの全国屈指のヒルクライムコースを完走してとても充実した表情をしていました。

無事に下山して冷えた体を「うんめもん会」の豚汁で温めで閉会式へ。
笑いある各カテゴリーの表彰式が行われ「自転車競技は己との戦いです。来年は今年のタイムを上回るように頑張ってください。」と締めくくられ閉会となりました。
第1位の“長瀬 幸治”選手 最後の力を振り絞り ゴールに向かって突き進み 右奥にビューティーメーカーのレースガール(寒そう) ファイト!! あと少しだ!!

■平成24年5月13日(日)     月例登山会(甫与志岳:隧道)
出発前に記念撮影(二股キャンプ場) 出発した登山口 様々な木々の新緑に包まれて
心地よい照葉樹林の稜線 アリドウシの可憐な花 落ち葉の絨毯を歩く
ギンリョウソウの超群生(約40本) 落差約50mの幻の滝(勝手に命名) 葉に花と実が付くハナイカダ(灰色の粒粒は桜島の降灰)
真っ白な甫与志岳山頂で記念撮影 姫門地区に続く急なくだりを滑る? 白い可憐な花びらのコガクウツギ
コチラも可憐なマルバウツギ 今回もお世話になりました「やまびこ館」 店内は賑やかになりました
世間では、5月の第2日曜日は母の日として母上様や奥様方に感謝する日でした。
…が、それはそれで置いといて毎月第2日曜日照葉樹の森「月例登山会」

と、言うことで母の日も何の其の「山に出かけよう!」と集まった勇氏36名と共に5月の月例登山会(甫与志岳:隧道)「稜線歩いて甫与志岳山頂を目指そう!」を楽しみました。

今回は、今年度から新たに取り入れた新コースで、大隅半島中央部の大尾岳を中心とした縦走路から肝付山系の縦走路(三岳参り)に繋がる一角の二股隧道から甫与志岳山頂を経て姫門地区に下るコースにアタック!!

肝付町の二股キャンプ場で出発準備を済まして、再度バスに乗り込み登山口に移動、道路沿いの為に素早く下車してそのまま登山開始。
スタート間もなく二股隧道上を通る稜線の縦走路に合流し、落ち葉溢れる照葉樹林帯の心地よい稜線歩きが始まりました。

稜線沿いの登り下りを数回繰り返して約90分、標高約610mのコルに到着。
そこから遠くに姿を見せる落差約50mの幻の滝を眺めて「おぉぉ〜!」と英気を養い、標高差約350m上に聳える甫与志岳山頂を目指して、急登続く道程を「ヨイショ!ヨイショ!」と一歩ずつゆっくりと進みました。

皆様元気な健脚で予定より早く急登を越え、山頂手前で葉っぱの中央に花や実が付くハナイカダを観察して、12時20分に全員無事に甫与志岳山頂に到着。
今回こそは360度のパノラマを望む予定でしたが、霞&ガスのダブルパンチで山頂の視界は30m程と今回も真っ白な眺望になりました。(又も次回に期待)

ガスで湿度が高くブヨが集り(ブヨの季節です注意してください。)猛攻に耐えながら昼食を済ませて、真っ白な空間の岩の上で記念撮影。(甫与志岳山頂で間違いありません。)
下山準備を整えて姫門地区を目指して分岐点まで来た道を引き返しました。

分岐点から左に折れて、姫門地区への急な下りを滑るように(実際に木の根で滑りながら)足早に50分程で駆け下りて、バスに乗り込み二股キャンプ場に移動。
休憩後に今回も川上地区のやまびこ館に立ち寄って特産品のお買物♪

又もや、やまびこ館の館長さんに良くしていただき、皆様は買物袋を手に笑顔で「ありがとうございましたぁ〜!」と、バスに乗り込みました。
バスに揺られ各集合場所でお別れし、5月の月例登山会を無事に閉会といたしました。

■平成24年5月4日(金)     自然体感ピクニック(自然石展望台)
ビジターセンターにて記念撮影 黄色く可憐なイワニガナ? かぶれ易いツルアジサイの説明中
足元に注意して石の上を歩きます。 木漏れ日溢れる清流沿いを歩きます。 川の源から尾根沿いに登ります。
自然石展望台の下にサタツツジと奥に種子島 青空の自然石展望台にて記念撮影。 自然石展望台から望む屋久島
小さな子どもは疲れました…。(笑 気持ちの良い清流沿いを歩く。 もう少しで出口だ、頑張れ!!
ビジターセンターから霧島連山の雄姿を望む事が出来る素晴しい快晴が続く今年のGWですが、残すところもあと僅かとなりました。

そんなGW(みどりの日)の本日、自然体感ピクニック(自然石展望台)「みどりの日♪プチ登山で森林浴を楽しもう!」を参加された36名の皆様と楽しみました。

今回のコースは、ビジターセンターから稲尾岳西口コースの自然石展望台までの約1.7qを往復するプチ登山ピクニック!!

ビジターセンターで準備運動と記念撮影を済ませて西口コースに足を踏み入れると、照葉樹林の木漏れ日と流れる清流でマイナスイオンたっぷりの心地よい空間に「おぉ〜!涼しい♪」と皆様は、さっそく森林浴を満喫していました。

清流沿いに並べられた石を慎重に飛び越えて、ゆっくりと歩を進め川の源に到着。
例年ならばオオダイガハラサンショウウオの幼生が観察できる時季ですが、今年は遅れ気味で残念ながら発見できず。しかし、子ども達はサワガニを発見して手にとり喜んでいました。

川の源を後にして尾根に登って、本日の目的地となる自然石展望台に無事到着。
本日は、1年間を通じ稀に見る種子島屋久島開聞岳を望むことの出来る素晴しい眺望に恵まれました。

素晴しい眺望を満喫して記念撮影を済ましてから下山開始。
小さなお子様は、お父様やお母様の背中で揺られて、気持ちよく眠りながらの下山となりましたが、全員無事にビジターセンターに到着してお昼ご飯♪

周辺で昼食を済ませ「貴重な眺望が見れて良かったぁ♪」「マイナスイオンタップリで気持ちの良い森林浴が出来た!」など、嬉しい言葉をいただきまして、本日の自然体感ピクニックは閉会となりました。

■平成24年4月27日(金)     高山高等学校1日遠足
今年も「ピカピカの♪1年生!」の季節になりました。
そんな本日、肝付町の県立高山高等学校1年生の皆様41名(教員含む)が素晴しい青空に恵まれて毎年恒例の稲尾岳1日遠足に訪れました。

今年は少子化の影響で1学年1クラス36名と少し寂しくなりましたが、女の子の割合が多くとても賑やかで、山中ではその賑やかさを全開にして自然のアトラクション相手に「きゃ〜きゃ〜!わぁ〜わぁ〜♪」と黄色い声が響き渡っていました。

無事に清流の飛び石をクリアして尾根への斜面を登り、辿り着いた自然石展望台
快晴のお陰で、久しぶりに「種子島(全貌)」「屋久島(レア)」の姿を望む事が出来ました。(諸事情で写真は撮れず…。)

お昼も過ぎた正午半、ビジターセンターに下山して「ありがとうございました!」と告げた後、弁当の待つ第1駐車場を目指しせせらぎのこみち「腹へったぁぁ〜」と下る姿を見送って「…学生は良いなぁ」と思い耽りお別れとなりました。

■平成24年4月8日(日)     月例登山会(稲尾岳:打詰)
盤山登山口で記念撮影 盤山登山道の清流を渡る 巨木スダジイの横を抜ける
北口の岩場を登る 北口を清流沿いに登る 北口の急登を登る
岩を包み込んだイスノキの横を抜ける 輝く木漏れ日に包まれて 気持ちの良い森林浴
稲尾岳山頂で記念撮影 巨木イスノキに抱きつく イスノキと肌で触れ合う
推定樹齢200年の稲尾スギ 稲尾スギに抱きつく山ガール? 雰囲気のよい山中を下る
またも記録的と表現された異常気象「爆弾低気圧」による春の嵐もようやくおさまり、稲尾岳も春の陽気に包まれて動植物も嬉しそうにしています。

そんな本日、快晴無風の素晴しい登山日和に恵まれて4月の月例登山会(稲尾岳:打詰)「稲尾岳を越えて太平洋を見に行こう!」を参加された35名の皆様と楽しみました。

今回は、錦江町側の盤山地区から南大隅町側の打詰地区まで稲尾岳を北から南に山越えをするちょっぴりハードな登山コースにアタック!!

盤山登山口を目指して、新芽が顔出す茶畑農道を歩くと「タラの芽だぁ!!」と山菜レーダーのスイッチが入り、さっそく袋をガサゴソガサゴソ…。
到着した盤山登山口で記念撮影を済ませてから、いざ稲尾岳登山を開始。

盤山登山道で苔生した清流を渡りサツマイナモリを横目に急登を「ふぅ〜」と登り、内之牧林道を進み稲尾岳登山道北口へ到着。
北口の案内板でコースの説明を受けて稲尾岳北口コースに足を踏み入れました。

清流の音や野鳥の囀りをBGMにマイナスイオンと木漏れ日をタップリと浴びて、急登続く北口コースをゆっくり登り、予定通り正午に稲尾岳山頂に登頂。
春の陽気に包まれた稲尾神社で弁当を広げて心地よいランチタイムとなりました。

昼食後、稲尾神社で記念撮影を済ませて打詰地区を目指して下山開始。
稲尾岳山頂からすぐの分岐点を右に折れると、北斜面と南斜面で雰囲気がガラリと変貌して、現れた巨木原生林に「わぁ〜凄い!!」と喜ぶ姿や、推定樹齢200年稲尾スギに抱きつく姿、巨木スダジイの空洞に入り込んで写真を撮り合う姿は、山ガール・山ボーイ(自称)の方々が童心に返る一コマでした。

打詰地区へ続く急斜面も次第に緩やかになり、自然を満喫しながら笑い話で楽しく歩を進めると、バスの姿が現れて無事に下山となりました。
バスに乗り込み佐多辺塚地区の自衛隊射撃訓練場へ移動して休憩。

太平洋の眺望は春霞で種子島が薄っすら見える程度でしたが、開放感溢れる雄大な景色に皆さん満足の様子でした。
(山菜レーダーが反応した方々は、ツワ採りが忙しそうでしたが…。)

その後、バスに揺られて各自集合場所で解散して4月の月例登山会は閉会となりました。
稲尾スギ周辺 ミヤマシキミ
ギンリョウソウ 射撃訓練場から佐多岬方面

■平成24年3月27日(火)     春の知らせ。
 1週間程度前から照葉樹の森周辺で姿を確認していたヤツガシラを写真に収めましたのでご紹介いたします。
 その他にも、ヤマガラ・ホオジロ・トビ・カケス・ウグイスなどの野鳥が春の訪れを喜び、飛び回り囀っています。
 双眼鏡やカメラを片手にお弁当を持って、春の照葉樹の森で野鳥観察はいかがですか?
エサを探すヤツガシラ 冠羽を広げるヤツガシラ 羽の模様がキレイなヤツガシラ テクテク走るヤツガシラ
求愛中のヤマガラ エサを探すホオジロ 上空からエサを探すトビ

■平成24年3月25日(日)     自然体感ウォーキング(神川大滝横断)
雰囲気の良い道を歩きます。 マムシグサ ムラサキケマン
サツマイナモリ 境界に植えられた竹を見て…。 竹林に包まれて
アオキの花 気持ちの良い青空 ノイチゴ(正式名は不明)
スミレ(正式名は不明) 気持ちの良い青空A ムサシアブミ
大滝橋にて記念撮影 大滝橋から神川大滝 奥に見えるのが大滝橋
昨年の大雪から季節にズレを感じつつ2度目の春を迎えますが、開花遅れる花々、春分の日を過ぎた春一番など、自然界はまだズレを修正できていない様子です。

そんな本日、春の嵐が吹き荒れるも最高の青空に恵まれて3月の自然体感ウォーキング(神川大滝横断)「神川大滝を越えて神ノ川河口まで歩こう!」(裏テーマ「ツワ採りツアー」)を参加された36名の皆様と楽しみました。

コース下見の際はツワブキが少なく裏テーマの雲行きが怪しかったのですが、いざ当日になると出発地点からツワを見つけて我先にとツワ採りを始めた皆様は、キョロキョロと自然を観察しているのか?ツワを探しているのか?そんなスタートとなりました。

ツワ・ゼンマイ・セリ・ミツバ・ヨモギなどの山菜を探しながら歩を進めると、満開に咲くサツマイナモリ群生がお出迎え「こんな群生見たこと無い!」と喜び写真をパチリ!!
その他にも、マムシグサ・ムラサキケマン・アオキ・ノイチゴ・スミレ・ムサシアブミなどの草花を観察しつつ…「また、あった!!」と山菜を袋に入りきらない程に詰め込み重そうに抱える姿も見受けられました。

途中の厚ヶ瀬地区で、許可を得て金柑をいただきパクリで栄養補給。
その後、一気に視界が開ける厚ヶ瀬の高菜畑で最高の開放感と景色を満喫して無事に神川大滝公園の大滝橋に到着。

大滝橋をバックに記念撮影をして、橋から神川大滝の雄姿を眺め遊歩道を抜けるとそこには、6分咲きのソメイヨシノが出迎えてくれました。
園内を進み大滝をバックに写真を撮って、ちょうど12時お花見弁当。
「天気も良くて、お花見も出来てサイコー!」と喜びの声が聞けました。

昼食を済ませてゴールの神ノ川河口に向けて再出発。桜並木を抜けて、菜の花揺れる河川敷のあぜ道を強風に耐えながら歩き、国道269号線の神ノ川大橋の下を抜けてゴールの神川キャンプ場に無事到着。

強風で白波の立つ錦江湾をバックに記念撮影を済ませて、自然体感ウオーキングの閉会式。その後、道路向かいの物産館にしきの里でお買物をした皆様は、特産品やソフトクリームを手に笑顔で帰路に着かれました。
可憐なソメイヨシノ 神川大滝にて記念撮影 滝つぼから神川大滝 神川大滝公園の小滝(名前不明) お花見弁当 桜咲く神川大滝公園
吊橋で神ノ川を渡る 桜並木を歩く 青空と菜の花 あと少しがんばれぇ〜!! 神ノ川大橋に向けて 神川キャンプ場にて記念撮影
自然体感ウォーキングパノラマ写真集

■平成24年3月11日(日)     月例登山会(六郎館岳&緑の回廊)
照葉樹林の登山道 朽ちつつも懸命に生きる樹 登山道はヤブツバキの赤い絨毯
春はまだかなミヤマシキミ 六郎館岳にて記念撮影 六郎館岳(標高754.0m)
山頂からの傾斜を下る 照葉樹の森林浴 深緑と木漏れ日
天然椎茸と木漏れ日 美味しいそうな天然物 このぉー木なんの木?気になる木
スダジイ巨木と記念撮影 巨大倒木が沢山ありました。 貴重な原生林です。
「眺望が利かない登山ルートに限って快晴に恵まれる。」最近は、そんなジンクスが有るとか無いとか…。

さて、本日もそんな訳か?お陰さまで快晴に恵まれて3月の月例登山会(六郎館岳&緑の回廊)「僻地の秘境!六郎館岳に出かけよう!」を参加された36名の皆様と楽しみました。

今回の六郎館岳は、主に利用される周回コースでは折角の送迎バスが台無しと言う事もあり、様々なルートを思案して踏査した結果、重岳林道入口から六郎館岳山頂を経て荒西林道まで町境を縦走する緑の回廊コースに決定し、大隅森林管理署の入林許可を得て照葉樹の森登山会で初となる六郎館岳登山となりました。

林道から登山道に入り、綺麗に整備された心地よい登山道を歩き、ヤブツバキの赤い絨毯を踏みしめて所々ある急登に負けじと歩を進めると無事に六郎館岳山頂に到着。(山頂までの登山道は、鹿児島山岳会の方々が整備された模様。お疲れ様でした。)
山頂で記念撮影を済ませて自然石展望台で太平洋の眺望を眺めてから、期待膨らむ縦走ルートへ足を踏み入れました。

山頂からの急傾斜を下り、小ピークを越えると粒ぞろいの照葉樹林が姿を現し、木漏れ日を浴びて心地よい森林浴を楽しみながら昼食ポイントを目指し歩いていると、突然前方がガヤガヤと騒がしく何事かと思えばシイノキにビッシリと天然椎茸が出ていて大盛り上がりの一面でした。

下山口と同じ標高の昼食ポイントに12時前に到着してお弁当。
昼食を終えて再出発は急登からスタート!!ザックの荷が軽くなった分、重くなった体をヨイショと持ち上げて、声も掻き消されるほどの強風が吹き荒れる中、登り下りを繰り返すと目の前に照葉樹の巨木群が姿を現し雄大な姿と記念撮影。

下山している筈なのに最後まで登りが待ち構えるアップダウンに体力を削がれましたが、貴重な照葉樹林帯の緑の回廊を無事に踏破した皆様は充実した表情でバスに乗り込みました。

バスで岸良海岸に移動して、早1年となる東日本大震災の被災者に追悼の意を込めて全員で黙祷を捧げ、決して忘れてはならぬ震災を各自様々な思いで振り返り「こうして日々生活して山登りを楽しめる事に感謝しましょう。」と、3月の月例登山会を閉会といたしました。
根上スダジイ たぶんタブノキの巨木 可憐なサツマイナモリが満開でした。 開花したフキノトウ 岸良海岸入口で記念撮影
六郎館岳の自然石展望台からの眺望 岸良海岸のパノラマ

■平成24年3月9日(金)     池田小学校お別れ遠足
ジオラマ説明を聞いてます。 この枝入るかなぁ〜? ワイワイと楽しく作ります。
真剣にニス塗り中 仕上がったゴン太&ブッチー 館内見学?
お弁当おいしいよぉ〜 お弁当おいしいっす 作品と一緒に記念撮影
菜種梅雨による生憎の空模様の最中、錦江町池田小学校の1年生から6年生の皆様26名(教員含む)が稲尾岳ビジターセンターまで遠足に訪れました。

天候に恵まれていれば川の源までの散策を予定していましたが、朝から雨が降り続いた為、ビジターセンター見学&木工クラフト体験教室の室内メニューとなりました。

先ずは、照葉樹の森や稲尾岳周辺の説明を受けてから、木工クラフト体験教室のゴン太&ブッチー作りにチャレンジ!!

今回は9割以上の子どもがブッチーを選択。1年生から順番にノコギリを使ってヒサカキの木を切り、試行錯誤しながら「足⇒鼻⇒耳⇒顔⇒ニス⇒乾燥⇒目⇒シッポ」と組み立てて、全員無事に可愛らしいゴン太&ブッチーが完成いたしました。

その後は、待ちに待ったお弁当を広げ、お友達とお菓子を交換したり、館内を見学したりと、ワイワイと賑やかな一時となりました。
帰りの時間となり「ありがとうございました。また遊びに来ます。」と元気な笑顔でバスに乗り込みお別れとなりました。

■平成24年2月26日(日)     シイタケコマ打ち体験教室
クヌギの原木100本 開会式 協力して穴あけ作業
頑張れ男性陣!! 協力してコマ打ち作業 賑やかなビジターセンター
女の子もトントン♪ みんなでトントン♪ 小さな子どももトントン♪
コマを打った原木 美味しいシイタケ出来るかな? ビジターセンターにて記念撮影
原木シイタケの植菌時季は「梅が咲く頃から桜が散るまで」と言われ、里に満開の梅の花が咲誇る今日此の頃、まさに椎茸コマ打ちのベストシーズンとなりました。

そんな本日、2月の椎茸コマ打ち体験教室(ビジターセンター)「シイタケ大好き♪これでシイタケ食べ放題!」を参加された38名の皆様と楽しみました。

開会式で「原木シイタケの作り方」「コマ菌の打ち方」の説明を受けた皆様は、早速準備されたクヌギの原木100本に対峙。
男性陣は、ドリル片手に原木の穴あけ作業。
子ども達と女性陣は、トンカチ片手にコマ打ち作業。
手分けして作業に取り掛かり、稲尾岳にトントンと賑やかな音が響いていました。

男性陣の頑張りでアッと言う間に原木100本の穴あけ作業が終り、子ども達と女性陣も負けじと打ち残しが無い様にコマ菌を原木に打ち込んでいきました。

参加者全員で協力して原木100本のコマ打ち作業を済ませビジターセンター前で記念撮影。
受付時の抽選でサイズ分けした原木を車に積み込み、閉会式にて本日の椎茸コマ打ち体験教室を終了いたしました。

自宅でシッカリ管理をすれば、来秋には「美味しいシイタケ食べ放題!」と、なることでしょう。

■平成24年2月12日(日)     月例登山会(ビジターセンター横断)
盤山茶畑農道を登る 盤山登山口にて記念撮影 盤山登山口
サルノコシカケ 盤山登山道の清流 滝巡りコース入口にて記念撮影
巨大倒木を触る 巨石を回り込む あと少しで照葉樹の滝
光射す照葉樹の滝を渡る 岩に垂れる巨大氷柱 照葉樹林を歩く
水滴で輝くコケ 巨石の横を歩く ビジターセンターまであと少し
「滝巡りコースからビジターセンターに登り、昼食後に辻岳へ移動すると体が冷えてしまう。。。」
そんな参加者からの要望に応えて、稲尾岳周辺を新たに調査。
その結果、盤山登山道内之牧林道滝巡りコースビジターセンターせせらぎのこみちせせらぎ橋丘の道南隅境界線県道563号線林道花瀬線入口の約7.7qの新コースが完成!!

その様な経緯の下、2月の月例登山会(ビジターセンター横断)「稲尾岳の滝巡りと南隅の境界線を歩こう!」を参加された36名の皆様と楽しみました。

朝からの青空と少し肌寒い程度の気温で素晴らしい登山日和に恵まれた皆様は、意気揚々とスタートの火蓋を切りました。
所々で牙を剥く急登に「ふぅ〜」と一息入れながら滝巡りコースの入口に到着。記念撮影を済ませて稲尾岳最難関の滝巡りコースに万全の準備を整えてアタック!!

激しいアップダウンに追い打ちをかけて木製階段が疲労を蓄積させるも、コースを横切る清流の滝や巨木の雄姿に癒されながら黙々と歩を進め、眺望の丘から望む大隅のパノラマに「わぁぁ〜♪すごぉーい!」と疲れも忘れる歓喜の声が聞こえました。

空腹を我慢して13:00にビジターセンターに到着。昼食を済ませて遊歩道に歩を進めると「ここも歩いてみたかった」と大変喜ぶ姿も見受けられました。
丘の道の東屋からビジターセンターを含めた大隅の山々を望み、少し進んで新ルート南隅境界線に突入。

輝く木漏れ日を浴びながら照葉樹林の稜線を歩き、森林浴を十分に満喫するとアッと言う間に県道563号線へ辿り着き、歩いてきた稜線を眺めながらバスの待つ林道花瀬線入口に到着して無事に下山となりました。

「最近は予約の競争率が高いですが、また次回も頑張って予約をして下さい。」と笑い話と共に、月例登山会を閉会といたしました。
ビジターセンターにて昼食 ビジターセンターにて記念撮影 せせらぎのこみち入口 せせらぎ橋を渡る 丘の道入口
丘の道からビジターセンター 丘の道の東屋から大隅を望む あの山は〜 倒木根株の横を歩く 輝く木漏れ日
ゴール地点 眺望の丘から望むパノラマ 丘の道から望むパノラマ

■平成24年1月26日(木)     雪の稲尾岳(滝巡りコース)
 前日に降った粉雪が辺りを白く飾り、稲尾岳はとても幻想的な雰囲気へと変貌していました。
 そんな中、次回登山会の点検も兼ねて白い稲尾岳(滝巡りコース)を写真に収めて参りましたのでご紹介いたします。
 防寒対策をシッカリとして、雪の稲尾岳をゆっくりと歩いてみませんか?
稲尾岳西口コース入口 入口に横たわるヒメシャラ 恐怖の階段も今日は雪に埋もれています。 薄っすらと積もる雪と氷柱と滝 約45pの巨大氷柱発見!! 滝巡りコース入口付近「三つ子のスダジイ」
木漏れ日と雪 滝には氷柱が沢山ありました。 雪と清流 登山道を見失わないように! 照葉樹の原生林と雪

■平成24年1月22日(日)     トレッキングツアー(甫与志岳横断)
二股川キャンプ村にて 甫与志林道出発 清純の滝入口
清純の滝 清純の滝をバックに記念撮影 二股登山口(約1500m、約90分)
高山川沿いを歩きます。 甫与志岳山頂(大尾岳方面) 甫与志岳山頂にて記念撮影
黒尊岳&国見岳方面 姫門登山口 川上地域交流施設「やまびこ館」
甫与志岳山頂から南方面
甫与志岳山頂から北方面
※当日の天候が悪かった為、
1月18日の登山道点検時に撮影した写真も併せて紹介しています。
朝起きると何やらパタパタと音が聞こえ、恐る恐るカーテンを開けると…「えぇぇ〜!?雨降ってるんですけど!?」

そんな生憎の天候となりましたが、1月のトレッキングツアー(甫与志岳)「甫与志岳へ肝付のパノラマを見に行こう!」を参加された35名の皆様と楽しみました。

正午前から雨雲が切れる予報の気象レーダーを信じて、雨具を着込んで二股川キャンプ村を出発!
甫与志林道沿いは、イバラムラサキシキブハナミョウガツルリンドウカラタチバナサルトリイバラミヤマシキミマンリョウコショウノキヤブツバキサザンカが観察できました。

林道沿いの清純の滝入口に着く頃にはすっかり雨も上がり、意気揚々と清純の滝を目指してGO!
落差約20m、幅約20mの清純の滝でマイナスイオンをタップリ浴びて(先ほどまで雨に打たれてましたが…)記念撮影を済ませて二股登山口へ。

登山口で装備を整えて、甫与志岳登山スタート!!
高山川を横目に緩やかに1q程進むと、登山道は粘土質の急な登りに変化、朝の雨も手伝ってズルズル滑る足元に耐えながら山頂を目指しました。

無事到着した甫与志岳山頂…、テーマの肝付のパノラマは何処へやら?
山頂は真っ白な雲の中となりましたが、それでも「雨が止んだだけで満足。」と前向きな声も聞くことができました。

昼食と記念撮影を済ませて、姫門地区を目指して下山。
更に角度のついた急登を、ズルズルと滑るように下山して(実際に滑った方もいた様でしたが)無事に姫門登山口へ辿り着きました。

帰りに、川上地域交流施設やまびこ館にて特産品のお買物♪
施設館長様に、ポンカンの試食やデコポンのお土産も頂き、膨らんだ買物袋を抱えた皆様は大変喜んでいました。

「今回も眺望が望めなかったから、また次回だ!」と気合ある言葉を頂き、再チャレンジを約束して本日のトレッキングツアーを閉会といたしました。

■平成24年1月8日(日)     月例登山会(稲尾岳西口往復)
出発前にビジターセンターにて せせらぎを聞きながら清流沿いを歩きます。 所々に残る雪
自然石展望台から輝く太平洋 自然石展望台から南大隅ウィンドファーム 緑あふれる山中を歩きます。
稲尾岳山頂(稲尾神社)にて 今年もよろしくお願いいたしまうす。 鬱蒼とした照葉樹林とせせらぎ
自然石展望台からのパノラマ(南側)
新年を迎え第1回目のイベントとなる、1月の月例登山会(稲尾岳西口往復)「稲尾神社へ初詣登山に出かけよう!」を参加された29名の皆様と楽しみました。

今回は、ビジターセンターから稲尾岳メインルートの西口コースを進み、稲尾岳山頂(稲尾神社)で今年の山登り安全祈願を祈り来た道を引き返す稲尾岳西口往復コース

ビジターセンターの現地集合にも関らず鹿児島市、霧島市、日置市、遠くは熊本県と遠方の方々も参加してくださり「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」と賑やかな開会式となりました。

山中に足を踏み入れると、静寂無風の中に清流のせせらぎの音が聞こえ、所々に残る雪から心地よい冷気を感じ、ツルリンドウ(実)ミヤマシキミ(実・蕾)、ヤブコウジ(実)ツチグリヒノキゴケアセビ(蕾)、ヤブツバキ(花・蕾)等の植物を観察しながら、ゆっくりと稲尾岳山頂を目指しました。

正午過ぎ無事に稲尾岳山頂(稲尾神社)に辿り着き、各自初詣を済ませてお弁当。
そこまで寒くは無かったものの(山頂気温4度)、昼食を済ませた方から次々に腰を上げて出発準備に取り掛かりました。

稲尾神社で「今年1年、照葉樹の森登山会参加者の皆様が無事に下山できますように。」とお祈りを済ませ、後ろ髪引かれる思いで早々と稲尾岳山頂を後にして、来た道を引き返し15時過ぎにビジターセンターに下山。

笑顔で帰路に着く皆様とまたの再会を約束して新年1回目の登山会は閉会となりました。

■平成24年1月5日(木)     今年もよろしくお願い申し上げます
薄っすら雪化粧した山から射す朝日 今年も雪が降りました。 エコ最先端の太陽光発電パネル
ビジターセンターから南側のパノラマ
新年あけましておめでとうございます
 

旧年中は多くの方々に御出でいただき誠にありがとうございました
 
今年も鹿児島県照葉樹の森を中心に大隅半島の活性化と発展を目指し邁進してまいります
 
どうぞ皆様、本年も鹿児島県照葉樹の森をよろしくお願い申し上げます


鹿児島県照葉樹の森 職員一同