頭痛 薬物治療

薬による頭痛の治療法

  痛い時に飲む薬は皆さんが良く服用されている市販薬があります。代表的なものとしてバファリン、イブ、ナロンエースでしょうか。お医者さんが出す鎮痛剤としてはロキソニン、ボルタレンですね。 片頭痛もそれらの鎮痛剤で軽くなる場合はそれでよいのです。市販の痛み止めでも結構です。

  痛み止めは痛みが出始めて間もない頃に内服すると良いでしょう。 しかし、飲みすぎは要注意です。痛みが通常の鎮痛剤で治まらないようになると医療機関受診が必要です。痛み止めが効かなくなった場合まず、使用するのはトリプタン系薬剤でしょう。トリプタン系薬剤は2000年に発売開始されている片頭痛特効薬です。4社が8種類の剤形を出しています。効果は痛みが出だしてから2時間以内であれば十分な効果があります。

  しかし、いかに特効薬でも遅く飲みすぎれば効果が薄くなってしまいます。適切な痛みに対する対応がぜひ必要だと思います。 痛みの程度がひどい場合、痛みの回数が多い場合は予防治療という痛みがでにくくする治療が必要でしょう。

  一般的に使われている鎮痛剤を挙げてみました。

アスピリン

アスピリン、バファリン、バファリンA,バイエルアスピリン、ケロリン、エキセドリン
エキセドリン(アスピリンとアセトアミノフェンにカフェインを配合)

最も古く、最も価格の安い市販の鎮痛薬はアスピリンです(アセチルサリチル酸)。アスピリンを制酸薬と組み合わせれば、胃を直接刺激する作用を減らすことができます。制酸薬はアルカリ環境をつくってアスピリンを溶かす効果があるので、アスピリンが胃の内壁と接触する時間を短縮できます。ライ症候群になるおそれがあるため、インフルエンザや水ぼうそう(水痘)にかかっているか、その疑いのある小児や10代の若者はアスピリンを服用してはいけません。めったにありませんが、ライ症候群は死に至る重大な結果を招くことがあります。
バファリンAの特徴
痛み、熱を抑えるバファリンAの鎮痛成分「アセチルサリチル酸」は、痛みや熱のもとになるプロスタグランジンを抑制します。早く効いて胃にやさしい。眠くなる成分がはいっていない。
バイエルアスピリンの特徴
頭痛(痛み)・熱に早く効きます。「バイエルアスピリン」には純度が高く、微小で均一なアスピリン結晶が使用されております。また、錠剤は崩壊性に優れております。そのため、胃腸内での溶解・吸収がすみやかで、効果が早く発現します。頭痛(痛み)・熱に優れた効果があります。「バイエルアスピリン」の有効成分アスピリン(アセチルサリチル酸)が、痛みや熱のもとになるプロスタグランジンの生成を抑制し、優れた効果を発揮します。眠くなる成分、カフェイン等は含まれておりません。「バイエルアスピリン」は有効成分としてアスピリンのみが含まれる単味製剤です。眠くなる成分、カフェイン、アルミニウム等は含まれておりません。

アセトアミノフェン

タイレノール、カロナール、ノーシン錠、新セデスG、エキセドリンA、ナロン錠、ナパ、ピリナジン、サリドンエース、小児用バファリンエキセドリン(アスピリンとアセトアミノフェンにカフェインを配合)

小児の解熱と鎮痛の薬として1955年に導入されたアセトアミノフェンは、1960年に店頭で購入できるようになりました。アセトアミノフェンは非ステロイド性抗炎症薬ではありませんが、痛みの緩和能力や解熱作用ではアスピリンにほぼ匹敵するものです。アセトアミノフェンは胃にはほとんど悪影響を及ぼしませんが、アセトアミノフェンを長期にわたって多量に服用すると、肝臓障害などいくつかの危険をもたらすおそれがあります。アレルギーやかぜ、せき、インフルエンザ、痛み、鼻の病気などに使用される多くの市販薬には、アセトアミノフェンが入っています。過剰摂取を避けるには、薬のラベルをよく確認してアセトアミノフェンが入った複数の製品を同時に服用しないようにすべきです。

イブプロフェン

ブルフェン、ラミドン、イブA、ナロンエース、チルカカプレット、エスタックイブ、ストナ、パブロン、ベンザブロック、リングルアイビー、ナパセチン

熱をさげたり、痛みをとるのはもちろん、はれをとる作用に強い作用があり、即効性があるのが特徴です。イブプロフェンの作用はアスピリンよりも強いとされています。その上、副作用が少ないとあって市販薬の中には多く配合されています。リウマチ性の疾患や腰痛、関節痛、神経痛、腱鞘炎、月経痛などに効果的、風邪にも使用されます。イブプロフェンは、プロピオン酸系非ステロイド抗炎症剤に分類されます
使用上の注意
まれにショック、血液障害、過敏症状、視覚異常、肝臓障害、胃腸障害、頭痛、めまい、口の乾き、動悸、口内炎などが副作用で知られています。

ケトプロフェン

メナミンSR150、オルヂスSR150

炎症をしずめて、腫れや発赤、痛みなどの症状をおさえます。熱を下げる作用もあります。ただし、対症療法薬ですので、熱や痛みの原因そのものを治すことはできません。炎症や発熱を引き起こすプロスタグランジン(PG)という物質の生合成を抑制します。プロスタグランジン(PG)の合成酵素「シクロオキシゲナーゼ(COX)」を阻害することによります。 この薬の仲間は「非ステロイド抗炎症薬(NSAID)」と呼ばれ、いろいろな痛みに広く用いられています。 化学構造的には、プロピオン酸系に分類されます。解熱、鎮痛、消炎作用を均等にもち、比較的副作用の少ない系統です。 作用時間が長い持続製剤(SR)です。そのため、1日1回の服用で済みます。市販薬はなく病院で処方される薬になります。

ナプロキセンナトリウム

ナイキサン

炎症をしずめて、腫れや発赤、痛みなどの症状をおさえます。熱を下げる作用もあります。ただし、対症療法薬ですので、痛みの原因そのものを治すことはできません。炎症や発熱を引き起こすプロスタグランジン(PG)という物質の生合成を抑制します。プロスタグランジン(PG)の合成酵素「シクロオキシゲナーゼ(COX)」を阻害することによります。


以下は病院で使われている痛み止めです

非ステロイド性抗炎症薬( NSAIDs )
Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drug
酸性抗炎症薬サリチル酸アスピリンアスピリン
フェナム酸メフェナム酸ポンタール
フルフェナム酸オパイリン
トルフェナム酸クロタム
アリール酢酸アセメタシンランツジール
アンフェナクナトリウムフェナゾックス
インドメタシンインテバン
インドメタシン ファルネシルインフリー
エトドラクオステラック
ジクロフェナクナトリウムナポール SR・ボルタレン
スリンダククリノリル
ナブトメンレリフェン
フェンブフェンナパノール
マレイン酸プログルメタシンミリダシン
モフェゾラクジソペイン
プロピオン酸アミノプロフェンミナルフェン
イブプロフェンブルフェン
オキサプロジンアルボ
ケトプロフェンオルデス
ザルトプロフェンソレトン
チアプロフェン酸スルガム
ナプロキセンナイキサン
フルルビプロフェンフロベン
フルルビプロフェン アキセチルロピオン
フェノプロフェンカルシウムフェノプロン
プラノプロフェンニフラン
ロキソプロフェンナトリウムロキソニン
ピリミジン系ブコロームパラミジン
オキシカムアンピロキシカムフルカム
テノキシカムチルコチル
ピロキシカムバキソ
メロキシカムモービック
ロルノキシカムロルカム
塩基性抗炎症薬エピリゾールメブロン
塩酸チアラミドソランタール
エモルファゾン
その他ワクシニアウイルス接種
家兎炎症皮膚抽出液
ノイロトロピン