06/10/05: 「子持ちれんげ」の花満開・・・咲くほどに 天をめざす 花穂かな
薄いクリーム色の小さな花が無数についた花穂が天を向いて咲きほこっています。その下では、春に子どもをたくさん生み、今まさにその孫・ひ孫が生まれようとしているかたわらで、「子持ちお祖母ちゃん」たちは最後の花を咲かせるという大仕事を終えて、一枚一枚と葉を枯らしいずれ花穂だけになって天に召されるのを待っています。
相田みつおさんの詩に、花は「ただ咲いて、ただ散っていくからいい」という文章がありますが、「子持ちれんげ」さんの一生を見ていると、ただ咲いて散るだけのためにこんなにたくさんの仕事をしていることに気づかされます。
天に向かって、高く高く昇っていってね と願う、雲ひとつないすがすがしい秋の空・・・
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