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■平成23年12月18日(日)     かずら細工体験教室
編み込み開始!! 口は動きますが懸命です。 集中して編みこみます。
ミニクリスマスツリー作り クリスマスリース作り こんなの出来るかな?
作品@ 作品A 力作と一緒に記念撮影
かずら細工体験教室全景
先日の最低気温-4℃、本日-1℃と急激な気温の変化に人間も自然も参ってしまいそうな冬の寒さが稲尾岳にも訪れました。

そんな寒空の本日、今年の最終イベントかずら細工体験教室「癒しのクラフト♪かずら細工を作ってみよう!」を参加された31名の皆様と楽しみました。

準備されたツヅラを手に取り編み込み開始。しかし、編み始めが分り難いため、初めての方は「ん?ん?ん?」と頭を捻り悪戦苦闘を強いられました。

それでも次第にコツを掴み、かずら相手隣人相手を動かしながら懸命に編込み、1時間ほど経つと個性溢れるかずら細工が次々と誕生しました。

時間も忘れ黙々と編込んで作ったかずら細工、仕上がった作品を手に「お正月のみかんを飾るの。」「これ、何を入れようかな?(笑)」など、お互いに笑顔で作品自慢をしていました。

また、並行して作られたクリスマスリースミニクリスマスツリーもキラキラと光り輝く装飾をされて、素晴しい作品が完成し「これでクリスマスが来るわ♪」と嬉しそうに作品を眺めていました。

今年最後のイベントも大勢の笑顔と笑い声に包まれて「よいお年を!」と無事に幕を閉じました。

■平成23年12月11日(日)     月例登山会(木場岳)
林道終点のモミノキ群生地で記念撮影 真新しいイノシシの巣 イズセンリョウ
ヤブコウジとツルリンドウの実 鮮やかなムラサキシキブ 炭を搬出した古き生活路を歩く
木漏れ日溢れる木場岳登山道 本日bPサイズのツチトリモチ 木場岳登山口にて記念撮影
ナツエビネの実 木場岳自然石展望台からの眺望 小さく可愛らしいキッコウハグマ
早いもので今年も残すところあと3週間と迫り、やっと冬らしいピリッとした寒さが訪れました。

そんな本日、今年最後となる月例登山会(木場岳)「木場岳へ照葉樹林の古き杣道を歩こう!」を参加された36名の皆様と楽しみました。

今回は、木場岳麓の大野地区から古き生活路と木場岳登山道を進み山頂を経て、旧根占町と旧佐多町の町境から樵(キコリ)の杣道(ソマミチ)を下り県道68号線沿い大鹿倉林道入口へと抜ける木場岳登山コースを歩きました。

出発して間もなく、林道沿いに真新しいイノシシの巣を発見し、初めて見た方々は「へぇ〜、綺麗に束ねて作るもんだねぇ〜。」と、野生イノシシの巣作りに感心していました。

林道終点の巨大モミノキをバックに記念撮影をした後、古き生活路へと足を踏み入れ歩を進めると、生活路として使用していた頃の時代背景を思い昔の人の偉業に感服するばかりでした。

道中は、ムサシアブミマムシグサイズセンリョウヤブコウジツルリンドウムラサキシキブなどの実を観察し木場岳登山口へと到着、登山口で記念撮影を済ませ木場岳登山道へGO!冷たい空気と心地よい木漏れ日で気持ちの良い山歩きとなりました。

ちょうど12時に昼食予定場所の川の源に到着して、ゆっくりと昼食をとる予定でしたが、余りの寒さに皆様は早々と昼食を済ませ出発準備に取り掛かり、急ぎ足で木場岳山頂を目指しました。

山頂は、青空に恵まれたものの種子島までの眺望は望めず、ちょっぴり残念な思いで町境から杣道へとゆっくり進み大鹿倉林道水汲み場へ下りました。

冷たい湧き水で喉を潤し、土手に咲く小さく可憐なキッコウハグマを観察して、鼻歌混じりに林道を進むと、林道入口で見慣れたバスの姿が見えて全員無事に下山となりました。

今年最後の登山会、「よいお年を!来年もよろしくお願いします。」と笑顔でお別れとなりました。

■平成23年11月27日(日)     トレッキングツアー(野首嶽&辻岳)
野首嶽南口にて センリョウ 異型な巨木の下を通る
野首嶽道中から観た薩摩富士(開聞岳) 実と蕾が同期するミヤマシキミ 野首嶽山頂からのウインドファーム
野首嶽山頂にて 満開のサザンカ 辻岳の急登にて
山頂での昼食 終盤を迎えたリンドウ 辻岳山頂にて
目前に12月が迫っているにも関らず、やっと秋らしい季節になってまいりました。

そんな少し肌寒さを感じる本日、11月のトレッキングツアー(野首嶽&辻岳)「野首嶽と辻岳へ錦江湾沿いの稜線を歩こう!」を参加された36名の皆様と楽しみました。

今回は、南大隅町の錦江湾沿いに聳える一等三角点野首嶽大隅360度パノラマの一つ辻岳の二山を巡るコースを辿りました。

大隅半島の中でも比較的簡単にピクニック気分で登ることの出来る野首嶽と辻岳ですが、野首嶽南口からの登頂だけは別物で、程よい急登の続く立派な登山コースとなっています。

その野首嶽南口から足を踏み入れた皆様は、スタートから続く傾斜相手に気持ちの良い汗を掻き、時折吹く冷たい風を肌で感じて自然との対話を楽しんでいた様子でした。

道中所々で望む眺望を英気に無事山頂に辿り着き、南大隅町ウィンドファームの眺望を目に焼き付けて、北口登山道を滑るように下りて2箇所目の辻岳へとバスで移動。

バスを降りて辻岳南口を一気に進み、30分程で山頂に辿り着き、辻岳山頂の360度パノラマによる大隅半島一望を楽しみながらの昼食となりました。

昼食を終えて記念撮影を済ませてから、辻岳東口へと下山して予定していた登山日程を無事に終了いたしました。

想像以上に眺望にも恵まれて、草木の花や実も所々観察できて、大隅の錦江湾沿いの稜線に皆様満足していただけた様子で、笑顔のお別れとなりました。

■平成23年11月13日(日)     月例登山会(八山岳)
神野登山口にて ヒノキ山急登始り 珍花「ヘツカリンドウ」
可憐に咲いていました。 巨大イヌマキにて 八山岳シンボル「イヌマキ」
天然記念物「ヤッコソウ」 全体的に茶色く焼けていました。 雄しべ脱ぎたてのヤッコソウ
ヤッコソウ写真撮影会 巨大イスノキを見上げる 八山岳山頂にて
春〜夏〜秋〜夏!?〜冬…。
今年の気候はおかしな事になっていますが、立冬を過ぎてようやく肌寒さを感じる本来の季節になって参りました。

さて、そんな季節の節目となった本日、11月の月例登山会(八山岳)「八山岳へ珍花と天然記念物を見に行こう!」を参加された35名の皆様と楽しみました。

今回のコースは、珍花ヘツカリンドウ天然記念物ヤッコソウの観察を目的に、鹿屋市吾平町神野地区からのマイナーな登山道を進み八山岳を目指し、更にマイナーな大尾岳縦走路に進み途中ピークからのエスケープを下る超マイナー八山岳登山コースを辿りました。

スタートして間もない、ヒノキ山の急登で珍花ヘツカリンドウとご対面。昨年は足の踏み場も無いほどの群生&満開でしたが、今年は異常気象の影響か花も少なく終盤を迎え、数輪の可憐な花が残るだけのハズレ年となりました。

ヒノキ山を抜け、巨木の尾根を進み巨大イヌマキで一休み、本来の登山道に合流して今度は天然記念物ヤッコソウとご対面。コチラも残念ながら全体的に焼けていて、乳白色の可愛らしい姿は観れませんでしたが、それでも皆さんが熱心にカメラを向けている姿を見てホッと胸を撫で下ろしました。

ヤッコソウに別れを告げて、先に進み巨大イスノキ穴開きタブノキを横目に山頂までの急登相手にハァハァとゆっくり歩を進め、八山岳山頂に到着、気持ちの良い青空の下で昼食となりました。

昼食を終えて、獣道の様な踏み分け道の大尾岳縦走路に足を踏み入れ様々な樹種の照葉樹林を楽しみ全員無事に下山をすることが出来ました。

5月に雨天中止となった今回の新コース、八山岳の急登も手伝って皆様十分に満足していただけた様子で帰路に着かれました。
ハクサンボクの実 神野地区に流れる清流 スダジイ巨木 光り輝く照葉樹の葉 冴え渡る黄色いツワブキの花 綺麗でキモ可愛い「ツチグリ」 光射す三つ子タブノキ

■平成23年10月23日(日)     照葉樹の森inおおすみ木材まつり
スタート直後、一人目は空いていました。 今回もゴン太とブッチーの木工体験!! “ヒゲのおじさん”力作の木工品PR販売
かつお一本釣模擬体験 朝一から大盛況でした。 林内作業車を使った「林内鉄道」
終日、大盛況でした。 小さな子どもも頑張ります。 木材まつり見せ場の「上棟式」
素晴しい秋空の快晴と、まだまだ残暑?の陽気に恵まれて、第13回おおすみ木材まつりが開催されました。

今回は、大隅竜神大祭との併催、更に会場も鹿屋市の県民健康プラザ多目的広場と比較的に街から近い会場の開催に、プレオープンから多くの人々が来場されて各ブース共に賑わっていました。

照葉樹の森ブースも恒例のゴン太&ブッチーの木工体験木工品PR販売で出店。一人が木工を作り出すと「僕も!私も!」と子ども達が集まり、あっと言う間に順番待ちの列が出来るほどの盛況ぶりでした。(お陰さまで、写真を撮る間が無いほどでした。)

会場では、かつお一本釣模擬体験や林内鉄道丸太切競争上棟式や竜神大祭による出し物大抽選会など様々な催しが行われ、沢山の笑い声と笑顔が溢れていました。

照葉樹の森ブースでは今回、約5時間の出店で68匹のゴン太&ブッチーが誕生して新しいお友達に可愛がられることとなりました。

■平成23年10月15日(土)     木工クラフト体験教室
新作のペーパーストッカー(たぬ吉) 焼きの順番待ちでぇーす!! 真剣に位置を確認して取り付けます。
丁寧にニスを塗ります。 最後に目玉を取り付けます。 出来た作品と一緒に記念撮影。
前日の豪雨で大気中の塵も落ち小雨ながらも久しぶりに錦江湾を望む事が出来た本日、稲尾岳の麓で学ぶ大原みどりの少年団の皆様27名(保護者含む)が木工クラフト体験教室に訪れました。

定期的に木工クラフト体験教室に訪れている皆様は、従来の作品は既に作った事がある為に、今回は新作のペーパーストッカー(たぬ吉バージョン)にチャレンジ!!

早速、配られた木材に焼目を入れ乾かして組み立て開始。たぬ吉のパーツをボンドで付けて台座に合体!!丁寧にニスを塗って乾いたところに、クリクリ目玉を付けたら完成です。(簡略)

手馴れた皆様は、てきぱきと作業を進め完成した作品を手にニコニコ笑顔で「また、遊びにきまぁ〜す!!」と元気に帰路に着きました。

平成23年10月10日(月)     サシバ観察会
サシバ観察特設会場の様子。 フィールドスコープでサシバを捉えました。 あっ!あそこ!あそこ!
会場からの風景(視界悪し…) 早朝、優雅に道路を横断中 車に気づいて、タッタカタァ〜
 
↑↑↑
サシバの代わりコシジロヤマドリの写真です。
  
今年のサシバ情報は
↓↓↓

平成23年サシバ観察情報
秋の深まりと共に、今年もサシバの渡りのシーズンがやってきました。

そして本日、照葉樹の森イベントで恒例となったサシバ観察会「大群来るかな?サシバの渡りを観察しよう!」を参加された22名の皆様と楽しみました。

数日前からの桜島の噴煙と強い、更に曇でが低いと、最悪の条件下8:30に観察開始。

観察を続けるも泣かず飛ばずで不安がよぎりましたが、9:30を皮切りに双眼鏡使用の豆粒観察でサシバの姿を確認することが出来ました。

豆粒観察でしたが、それでも皆さんはサシバの姿を確認しては「わぁぁ〜!」と歓声を上げて喜んでくださり、ホッと一安心で胸を撫で下ろしました。

最終的には、11:20まで観察を続け約3時間で119羽の観察となりました。(8割は豆粒…)

本日以降、雨が降り大気中の塵を落とし天候が回復するであろう今週末に期待を込めて「鳥と自然の相手は難しい」を教訓に残念な結果でしたが、本日のサシバ観察会は閉会と致しました。

〜追記〜
翌11日にビジターセンターから観察をした結果、最大40羽を越す鷹柱も出現する計256羽の観察を行いました。

観察会場上空の鷹柱も出現して、一人残念な思いの観察となりました。

平成23年10月9日(日)     月例登山会(稲尾岳西口往復)
出発前にビジターセンターにて 千回ぶり返す苦さ「センブリ」 自然石展望台にて
ミカエリソウ(正式名)オオマルバノテンニンソウ 稲尾神社にて 稲尾神社
体育の日を翌日にした本日、10月の月例登山会(稲尾岳西口往復)「運動の秋!稲尾岳登山で体を動かそう!」を参加された23名の皆様と楽しみました。

地元や鹿屋市方面、遠くは鹿児島市からの方々が集まり、意気揚々と稲尾岳山頂を目指しました。

煙霧の為、視界が良くなかったのですが、清流や木々、秋の草花(センブリノリウツギ・ナンバンギセルアザミシュスラン・ツチトリモチギンリョウソウモドキサザンカツルリンドウシキミミヤマシキミミカエリソウツチアケビツクシカシワバハグマ)等と、ふれ合い楽しい1日を過ごしていただきました。

尚、今回は鹿児島県観光課から委嘱を受けられた鹿児島市トライ社の取材班も稲尾岳登山に同行取材をされました。

大隅各地の観光地を巡り来年4月ごろに大隅の観光本を出版されるとの事で、参加した皆さんは「掲載されるかも!」と出版を楽しみにされながら帰路に着かれました。

平成23年9月25日(日)     トレッキングツアー(荒西山縦走)
出発前に、後の尾根を目指します。 神ノ川支流 照葉樹林の樵道
神ノ川清流@ 神ノ川清流A 神ノ川清流B
水滴光るツチトリモチ 可憐なタカクマホトトギス 実が連なるオオナルコユリ

天狗岩からの眺望
「暑さ寒さも彼岸まで」昔の人は上手い事を言ったもので、秋分の日の前日(22日)には、ビジターセンターの気温もグッと下がり最低気温12℃を観測いたしました。

そんな過ごしやすくなってきた本日、9月のトレッキングツアー(荒西山縦走)「荒西山から南隅の山並みを見に行こう!」を参加された36名の皆様と楽しみました。

前日の予報を覆す明け方のに愕然としましたが、集合時間には空の機嫌も直りホッと一安心。

照葉樹の森登山会で初となる荒西山、更に知る人ぞ知るマニアックルートに皆様は意気揚々と出発の一歩を踏み出しました。

鬱蒼と繁る照葉樹林に包まれて、すぐ横には神ノ川の清流が流れる素晴しい空間を抜け、一息入れて北斜面の急登へ、一気に尾根沿いへと歩を進めると大隅西部が一望できる天狗岩へと辿り着きました。

天狗岩からの眺望を満喫して更に進み荒西山へ、山頂を経てテレビ塔に到着し、大隅南東部の山並みや太平洋を眺めながら昼食を広げました。

山中では、ギンリョウソウモドキキリシマシャクジョウツチトリモチツクシコウモリタカクマホトトギスツクシカシワバハグマキンミズヒキキバナアキギリオトコエシミズヒキキガンピシュスランヤマジノホトトギスツルニンジンホトトギスなど多くの草花を観察することが出来ました。

山・景色・草花を満喫し、足取り軽く荒西山登山道と林道を下り、ゴールの新田峠に全員無事に下山する事が出来ました。

下山した皆様は、満足そうな表情で「楽しかったぁ!!」と、次の登山話に花咲かせて笑顔で帰路に着かれました。
天狗岩にて@ 天狗岩にてA 天狗岩にてB 寄り添うキバナアキギリ 白と緑の共演、オトコエシ 荒西山テレビ塔にて記念撮影
ひっそりとシュスラン 小ぶりでかわいいヤマジノホトトギス 見事な開花ツルニンジン アザミにとまるアサギマダラ 色鮮やかなホトトギス 荒西山をバックに記念撮影

平成23年9月23日(金)     鶴亀ツアーin照葉樹の森
秋空の下、説明中 せせらぎを歩く 美味しそうな「はまぐり弁当」
皆さんラッキーでした。 種子島からのロケット 最後にビジターセンターにて集合写真
素晴しい秋空に恵まれた本日、指宿観光インフォメーション「地球の旅」の企画による、山川・根占航路新船「フェリーなんきゅう」運航企画“鶴亀ツアー”の一環で42名の方々が照葉樹の森に訪れました。

この鶴亀ツアーの“鶴亀”とは、山川港が翼を広げた鶴に似ていることから「鶴の港」根占港を湾口の陸影が亀に似ていることから「亀の港」と昔から呼ばれているそうです。

8月には、根占港から山川港へ渡り指宿山川を満喫するツアーが、本日は山川港から根占港に渡り、根占地区の観光バス巡り照葉樹の森で自然散策(昼食:はまぐり弁当)田代地区の花瀬川で竹細工体験ネッピー館で温泉&買物と、南隅を巡る観光ツアーが実施されました。

稲尾岳のプチ自然探索で、西口コースの清流沿いを歩きナンバンギセルクサギオトコエシアザミツチトリモチ・ギンリョウソウモドキサンショウウオアサギマダラ等を観察しビジターセンターではまぐり弁当を広げて一休み。

偶然にも本日は、種子島からH-2Aロケット19号機の打ち上げ日で、出発前の13:36に南側の空を見上げると、秋空に光り輝くロケットが打ちあがり、皆様は歓声を上げて喜んでいました。

「今日は、来て良かった!」と嬉しいお言葉と共に皆様は笑顔で次の目的地へ出発されました。

平成23年9月22日(木)     稲尾岳の近状

巨大ギンリョウソウモドキ
(西口コース)

大きくなった
ツチアケビ
(山頂付近)

すくすく成長
ヘツカリンドウ
(滝巡りコース)
木漏れ日と清流
(西口コース)

稲尾岳と種子島
(自然石展望台)

名無しの滝
(滝巡りコース)

照葉樹の滝
(滝巡りコース)

白肌の滝
(滝巡りコース)

一条の滝
(滝巡りコース)

■平成23年9月11日(日)     月例登山会(木場岳横断)
スタート直後の林道 可憐なゲンノショウコ モミノキの巨木群で記念撮影
町有林内の斜面(通行許可を取っています。) ヤマジノホトトギス 木場岳登山口にて記念撮影
木場岳の清流沿い ミヤマクワガタのメス(発見者希望により掲載w) 山頂からの眺望(薄っすらと種子島の影が…あるかも)
貴重なナツエビネ ひっそりとミヤマウズラ 大鹿倉林道の水場(甘くて美味しいよ!)
9月に入り秋めいた涼しさが訪れたと思いきや、台風14号が夏の暑さを引き連れて過ぎ去って行きました。

そんな茹だる様な暑さの戻った本日、9月の月例登山会(木場岳横断)「木場岳の心地よい木漏れ日を浴びに行こう!」を参加された34名の皆様と楽しみました。

木場岳の登山会はなんと1年ぶりの実施で、しかも中止になった期間に煮詰めていた新たな登山コースに、職員も含めとても新鮮な気持ちで木場岳登山に挑みました。

今回の新コースは、大野地区奥の町道大鹿倉線沿いの林道からスタート→巨大モミノキ群を通過→国有林内の旧歩道跡を進み→大鹿倉林道を横断→木場岳登山道を進み→山頂を折り帰し→川の源手前の分岐から新ルートへ→新ルートを下り→大鹿倉林道の水汲み場へ→林道を県道68号線へと抜けてゴールする「樵の杣道コース」を歩きました。(詳しくはコチラから。)

準備を済ませ出発すると、街の暑さとは打って変り山中は木漏れ日漏れる樹々のトンネルのお陰で過ごしやすい気温で皆さん足取りも軽く木場岳山頂を目指しました。

山中では、ミズヒキキンミズヒキサルトリイバラ(実)・ゲンノショウコオトコエシヤマジノホトトギス・ツチトリモチナンバンギセルナツエビネヘツカリンドウ(蕾)・ミヤマウズラなどの草花が可憐に花咲かせ、その他にもサンショウウオ(幼生)・ミヤマクワガタ(メス)・イモリサワガニアサギマダラなど様々な観察を楽しめました。

山頂の眺望は、雲厚く種子島までは望めませんでしたが、それでも終日天候に恵まれて、1年ぶりの木場岳&新ルートを心行くまで満喫し、林道の水場で乾いた喉を潤した木場岳登山に参加された皆様も満足していただけた様子で「また、お願いします!」と嬉しい言葉をいただき登山会を無事に終了といたしました。

■平成23年8月28日(日)     紙漉き体験教室
コウゾとコウゾの靭皮 細かく切った靭皮 ミキサーにかけた靭皮
真剣に漉きます。 牛乳パックのビニールを剥いでいます。 皆さん真剣そのもの
好きな色で飾ります。 仕上げ前にアイロンをかけます。 漉いた紙と一緒に記念撮影。
こんなの出来ました。@ こんなの出来ました。A こんなの出来ました。B
久しぶりの快晴に恵まれた夏休み最後の日曜日、夏休みの宿題「自由研究」を対象に最後の夏休みイベント、紙漉き体験教室「夏休み自由研究?コウゾで紙漉き体験!」を参加された22名の皆様と楽しみました。

今回は、前回までに無く古くから和紙作りに使われる「コウゾの靭皮(じんぴ)」(木の皮)を使ってオリジナルの紙作りにチャレンジ!

先ず、従来の牛乳パック使用時の方法やコウゾの下準備、紙の漉き方などの説明を受けた皆様は、手始めに簡単に無地の紙漉きを体験。

(紙漉き下準備)
 コウゾ…程よい大きさに切る→2時間程蒸す→茶色の皮を除く→靭皮を剥ぎ取る→細かく切る→ミキサーで砕く→水と洗濯のりに混ぜる。
 牛乳パック…洗う→程よい大きさに着る→水に浸す→両面のビニールを剥ぐ→ミキサーで砕く→水と洗濯のりに混ぜる。
(漉き方)
 網戸ネットの上に優しく原液を漉く→柄を決める→(挟み込む場合は更に原液を漉く)→手ぬぐいなどにそっと取り出す→アイロン掛け→天日干し→(枠を切る)→完成!!

一通り手順を理解した後は、ヒイラギの葉脈カラー和紙押し花葉っぱなどを挟み込み、色鮮やかな紙がどんどん漉きあがりました。

回数をこなすうちに、段々と薄くキレイに漉くことが出来て、子ども達も大満足の紙漉き体験となりました。

夏休みの自由研究に少しは役立ったかな?「さぁ2学期も頑張ろう!!」

■平成23年8月23日(火)     夏休み錦江湾クルージング体験学習
フェリーなんきゅう いってきまぁ〜す 見て見て!
巡視船「せんだい」の雄姿 今日はよろしくお願いします。 巡視船に乗船
何が見えるかな? 何が見えるかな?A わぁ〜い!(機銃場所にて)
おぃおぃ何見てるの? 一生懸命説明を聞きます。 熱心にメモメモ
作業の様子を見学 今日はありがとうございました。 巡視船と船長と記念撮影
やっと昼食 海と山とのつながりについて学習 お礼のあいさつ(閉会式)
子ども達の夏休みも残すところあと僅かとなりました。「皆さん、宿題は終わりましたか?」

さて、そんな夏休みの最中に、夏休み特別イベントの夏休み錦江湾クルージング体験学習“巡視船せんだいに乗って「海と山とのつながりを学ぼう」”を開催いたしました。

今回は、南大隅町錦江町の両教育委員会との共催にて実施され、両町から計32名の小学5〜6年生の子ども達が参加して下さりました。

まずは、つい先日に就航したばかりの「フェリーなんきゅう」にて山川港へ向かい、お隣の巡視船繋留地へ向かいました。

曇り日の微風、錦江湾は凪、と最高のクルージング日和となりましたが、錦江湾の出口付近は見えないうねりが入っているのか、船艇が小さい為なのか分かりませんが、フェリーなんきゅうは出航と同時に結構な揺れに見舞われました。

それでも心地よい海風に当たりながら、快適に山川港へ到着し巡視船繋留地へ移動、巡視船「せんだい」の船長さんや船員の方々のお出迎えを受けました。

注意事項を聞き、早速巡視船に同乗して錦江湾をクルージング、航海中は双眼鏡を使って周囲の山並みを見たり、巡視船の仕事の話を聞いたり、巡視船内を見学したりと、子どもたちは目を輝かせて巡視船内を探索していました。

錦江湾内を約1時間ほどクルージングして、山川港へ帰港、下船してお礼のあいさつをした後、フェリー事務所2階で昼食を済ませて、「森林の事」「海と山とのつながり」についての学習を行い、時間の都合で慌しくフェリーなんきゅうへと乗船して根占港へと出航しました。

約4時間、なれない船の上で揺られた為に、帰りの船では皆さんぐったりと疲れていましたが、無事に根占港にて下船して、閉会式にて代表者お礼のあいさつ等を済ませ解散となりました。

「海と山とのつながり」を理解して、これからも自然を大切にする事を再認識することが出来た、夏休みの素晴らしい思い出になったのではないでしょうか?

■平成23年8月14日(日)     月例登山会(稲尾岳縦断)
盤山登山道の沢を渡ります 北口にて記念撮影を撮影 鬱蒼と繁る打詰登山道
(珍)ツクシカシワバハグマ (珍)ツチアケビ(ウインナーが実っています。) シロオニタケ?(多分)
盤山登山口にて記念撮影 稲尾神社に住むニホンヒキガエル
「ヒキガエル」
※苦手な方はクリック禁止。
稲尾神社にて記念撮影
「夏空と 女心は 変わりやすい」(字余り)

さて、あちらこちらで突然のゲリラ豪雨が訪れるお盆の中日、天気予報も「雨50%」と芳しくありませんでしたが、本日、8月の月例登山会(稲尾岳縦断)「夏の稲尾岳を越えて太平洋を見に行こう!」を参加された25名の皆様と楽しみました。

集合時間帯にゲリラ豪雨に襲われて、「今日は大丈夫か?」と心配したものの、いざ出発地点に着くと僅かながら光が射すくらいの天候に回復して無事に出発することが出来ました。

稲尾岳登山に古くから使われていた盤山登山道と稲尾岳北口コースを黙々と登り、予定通り稲尾神社に辿り着くと、稲尾岳の「守り神?」体長15p程のニホンヒキガエルがお出迎えをしてくれました。

昼食を済ませ、最近増加中の「山ガール」達の楽しそうな笑い声を励みに、延々と下りの続く滑りやすい打詰登山道をゆっくりと下りゴールを目指しました。

全員無事に下山して、最後まで雨に打たれること無く歩き終え、バスに乗り込み帰路に着くと、待ってましたとばかりに雨が降り出してきました。

バスを降りるときには、雷鳴轟くゲリラ豪雨に襲われて大慌ての帰宅準備となりましたが、山中で豪雨に襲われなかった事に胸を撫で下ろし、笑顔のお別れで登山会を終了いたしました。

■平成23年8月5日(金)     木工クラフト体験教室
所長からの挨拶 紙やすりでバリ取り ガスバーナーで焼き入れ
トンカチでトントン♪ 仕上がった作品と一緒に
本日は台風9号による影響か、風がとても強く、時おり強雨が降り注ぐ稲尾岳となりました。

そんな足元の悪い中、錦江町教育課による「ふるさと自然塾」に参加された錦江町の小学4年生〜6年生の皆様37名が木工クラフト体験教室に訪れました。

今回は、写真立てにチャレンジ!!

各学校から集まった子ども達は、お互いに協力し合いながら木工に取り組み、ワンポイントのブタとウサギもバーナーによる焼き加減で「黒ブタ&黒ウサギ」になったりと個性溢れる写真立てが完成しました。

学校や家庭で学ぶことの出来ない様々な事を体験できる「ふるさと自然塾」、子ども達はこのような取り組みにどんどん参加して、素晴しい夏休みを過ごしてもらいたいですね。

■平成23年7月24日(日)     クワガタ飼育教室
真剣に講座を聞きます。 穴から引っ張り出す練習です。 標本の仕方も学びます。
プレゼントにドキドキわくわく! 何かなぁ? 「いたぁー」(違ったみたいです。)
お父さんが捕まえました。 いっぱい見つけたかな? お母さんも頑張ります。
「いたぁー!」カブトムシ発見! 木場先生も植物のお話をして下さりました。 少年の森で記念撮影
夏休みに入りとても暑い日が続きますが、暑さに負けず遊ぶ子ども達の姿を見ると、つくづく子ども達の元気に感心してしまいます。

さて、そんな本日、夏休み第1弾イベントのクワガタ飼育教室「昆虫と遊ぼう!これで君もクワガタ博士?」が開催されて46名の皆様が参加されました。

先ず、クワガタ博士になるために、山や森での注意点から始り、クワガタの探し方飼育の仕方標本の仕方などを学び、子ども達は熱心に話を聞き入っていました。

その後、クワガタ&カブトムシのプレゼント抽選会に子ども達はドキドキワクワクとても嬉しそうな表情をしていました。

昼食を済ませて、例年通り錦江町の木場先生が開放している「少年の森」に出かけて昆虫採集を体験しました。

初めは木を蹴って落ちてくるクワガタを探しましたがお昼時で余り落ちてきません。諦めムードの中、木のまわりの落ち葉を探すと・・・あちらこちらで「いたー!」「見つけたー!」と声が上がり、子ども達全員が採取することが出来ました。

大人も子供も親子で、一生懸命にクワガタを探した夏休みの思い出は、本当にいつまでも心に残るものでしょう。

■平成23年7月23日(土)     木工クラフト体験教室
本日は、稲尾岳麓の錦江町田代小学校1年生の皆様(27名)が木工クラフト体験教室に訪れました。

今回は、鍋敷きにチャレンジ!!

準備された板に、思い思いの枠と絵を描いてお父様や職員に切り抜いてもらい、紙ヤスリで綺麗に仕上げていきました。

更に、ガスバーナーで焼き目を入れたりと、沢山の初めての体験に子ども達の目はキラキラと輝いていました。

仕上がった作品を手に、ニコニコと記念撮影を済ませて「ありがとうございました!」と元気に帰っていきました。

■平成23年7月23日(土)     「番外編」高隈登山
テレビ塔から御岳パノラマ
本日は、鹿屋市観光協会の山岳事業部による「大隅の山々の宣伝強化」の取り組みに参加して参りました。

第2回の今回は、高隈登山(御岳往復と大箆柄岳縦走)により山の現状把握、検討会にて今後の方針の話し合いが実施されました。

この取り組みは、最終的に鹿屋市観光協会のホームページにて大隅半島の山々を紹介するページが作成されますので、山好きの方々は乞うご期待ください。

鹿屋市観光協会のホームページコチラ
登山口から鳴之尾牧場 テレビ塔下の登山口 山頂に見えるのがテレビ塔 テレビ塔から御岳 テレビ塔に「オォォーイ」 御岳山頂
御岳山頂にて一休み 高隅山にもアサギマダラ 大箆柄岳山頂 大箆柄岳山頂は雲の中 猿ヶ城へ抜ける5合目からの眺望 高隈周辺の案内板

■平成23年7月17日(日)     木工クラフト体験教室
鹿屋市串良町の「若葉育成会」の皆様(26名)が木工クラフト体験教室に訪れました。

今回は、写真立てブッチーにチャレンジ!!

カナヅチやノコギリを初めて使う子ども達も、お父様方の手助けを得て一生懸命に作品を仕上げて、本当に嬉しそうに手にとっていました。

夏休み前の楽しかった思い出と一緒に、親子で協力して作った木工品を大切にしてくれることでしょう。

■平成23年7月10日(日)     月例登山会(稲尾岳西口往復)
出発前に記念撮影 樹々のトンネル 稲尾岳(稲尾神社)で記念撮影
自然石展望台は真っ白でした。 清流沿いを歩きます。 光射すせせらぎ
シーボルトミミズ
「巨大ミミズ」
※苦手な方はクリック禁止。
レア植物の「ツチアケビ」 夏空のビジターセンターから
観測史上2番目に早い梅雨明けと共に、早くも暑い暑い「夏」が訪れました。街の暑さに参ったら、最高気温30℃を下回る避暑地「照葉樹の森」に是非遊びにいらしてください。

さて、そんな夏を迎えた本日、7月の月例登山会(稲尾岳西口往復)「妖精アサギマダラと稲尾岳を歩こう!」を参加された21名の皆様と楽しみました。

麓は快晴でしたが、雨を蓄えた稲尾岳は気温の上昇と共に水蒸気が発生しマイナスイオンたっぷりの真っ白なガスに包まれていました。

そんな山中に足を踏み入れると、テーマの妖精「アサギマダラ」がお出迎え(後尾は出逢えず写真なし)、その他にもサンショウウオや五月蝿い位のヒメハルゼミ、シーボルトミミズ、水滴に光る照葉樹等を観察しながら、無事に稲尾岳に辿り着き昼食を広げました・・・が、ブト(ブユ・ブヨ)の猛攻を受け悪戦苦闘となりました。

猛攻に耐えて昼食を終え、下りだすと先頭から「ツチアケビ」の声が、なんとそこには約1mに育ったレア植物「ツチアケビ」の堂々たる姿がありました。(稲尾岳山頂付近でツチアケビを見るのは初めての事です。大事にしてください。)

思わぬサプライズに足取りも軽く歩を進め、午前中に望めなかった自然石展望台からの眺望を期待しましたが午後も真っ白な雲の中、また次回と諦めてゴールを目指すと、ゴール間じかで雲が飛び快晴の青空が顔を出しました。(残念)

しかし、下山したビジターセンター周辺の夏空は本当に気持ちよく、稲尾岳を歩き終えた達成感と相まって素晴しい笑顔溢れる皆様と、又の再会を約束してお別れとなりました。

■平成23年6月26日(日)     草木染体験教室
下準備に豆乳漬けと天日干し 今回の原料 想像を膨らませて生地を絞ります。
マリーゴールドの染め液でコトコト泳がします。 媒染液に漬ける前(色の変化に注目) 媒染液に漬けた後(色鮮やかな黄色に変色します。)
アイロンで乾かします。 染め上がり(ヤマモモ写真忘れ。) 仕上がった染物と一緒に記念撮影。
台風5号の接近に伴う風雨に見舞われた本日のビジターセンターは、視界10mほどの真っ白なガスに包まれる悪天候となりました。

そんな天候で足元の悪い中ではありましたが、ビジターセンターにて草木染体験教室「自然の科学!色鮮やかに染まるかな?」を参加された22名の皆様と楽しみました。

今回は、マリーゴールド・コアカソ・ヨモギ・ヤマモモの4種類を原料にミョウバンの媒染剤で生地を染める草木染を体験しました。

原料を煮出した染め液に絞りを入れた生地を泳がせて…15分、取り出してミョウバンの媒染液に泳がすと科学反応を起こし色が生地に定着、その行程を数回繰り返した後、水洗いして乾かすと草木染の完成です。

4つの原料からなる鮮やかな染物は一人一人個性のある絞り柄で、世界に一つしかないオリジナルの一品となりました。

「このハンカチ、学校に持っていっていい?」と聞く子どもの姿に、自分で染めたハンカチを学校の友達に見せて自慢する姿が目に浮かび微笑ましく思えました。

「この草木染体験教室を機に、ご家庭でも様々な原料と媒染剤で草木染を楽しんでください。」と、仕上がった染物を手にして笑顔の皆様と、又の再会を約束してお別れとなりました。

■平成23年6月23日(木)     マウンテンバイクコース再始動!
MTBコースの東屋 森林に吸い込まれそうなコース 爽快に走れます。
絶妙な登りに「ヨイショ!ヨイショ!」 ここからヘヤピンダウンヒル 「うりゃゃゃ〜!!」(注:飛ばすと危ないよ。)
またも「記録的」と表現された今年の梅雨による豪雨も落ち着き「そろそろ梅雨明けか?」と思いきや、台風5号が接近中!土砂災害の危険が続きますので皆様、最大限の警戒をしてください。

さて、そんな本日は、梅雨の晴れ間を利用して(ビジターセンターはガスにより真っ白ですが)MTBコースの草刈りを行いました。

すると以前、MTBコースの試走に訪れてくださった鹿屋市の自転車専門店「フロッグサイクル」児玉店長さまが遊びにいらしてくださいました。

今回は、2名でMTBコースの再チェックと試走に来られたとの事で草刈りをしている現状に「今の状況でどんどん走って少しずつ改良していけば良いのでは?」とコース管理のアドバイスを頂きました。

今後、利用者ニーズに沿うMTBコース改良を進めて参りますので、MTBコースを利用してコース要望をドシドシお寄せくださいませ。

※MTBコース利用は無料ですが、照葉樹の森管理事務所で使用許可申請書に記入が必要です。(レンタルバイク等はありません。全て持ち込みでお願いします。)

★フロッグサイクル児玉店長のブログ「ふろっぐさいくる」もどうぞご覧下さい。

■平成23年5月27日(金)     大中尾小学校1日遠足
落ちないように清流を渡ります。 川の源にて 自然石展望台にて
上手にノコギリを使います。 目玉をそぉぉーとつけましょう。 木工品と一緒に記念撮影。
例年に無く早く訪れた梅雨と台風2号の接近にも関らず、稲尾岳の上空は晴れ渡り青空が広がりました。

そんな本日、木場岳の麓に位置する南大隅町の大中尾小学校の1年生〜4年生、4名の皆さんが稲尾岳に訪れてくださいました。

ビジターセンターに到着後、天候の崩れが懸念されたので、すぐに稲尾岳登山(自然石展望台往復)に出発。

1年生の女の子も稲尾岳の清流を無事に乗り越えて自然石展望台に辿り着き、楽しみにしていたおやつの時間となりました。

下山後、昼食を済ませて子ども達は「ゴン太」、先生達は「本棚」の木工クラフトにチャレンジして、短時間ながら素晴しい作品が仕上がりました。

気持ちのよい天気に恵まれて“稲尾岳登山と木工クラフト”を体験して、楽しい稲尾岳1日遠足となった事でしょう。

平成23年5月22日(日)     第3回 鹿児島県照葉樹の森サイクルジャンボリー
照葉樹の森もPR 選手が続々と集まってきます。 選手宣誓(参加最年少親子)
Aコースのゴール地点 優勝した“山本元喜”選手 ゴォォォ〜〜〜〜ル!!(疲れたぁ!)
ラストスパート!! 最遠来、埼玉県の関屋選手と中島選手 続々とゴールしていきます。
スポンサーからの商品が当たる抽選会 中島選手の1日束縛券授与 表彰式(メダル授与)
鹿児島県自転車競技連盟の主催により、第3回鹿児島県照葉樹の森サイクルジャンボリーが開催されました。

難易度を増した今回のコースは「海抜0mからの出発!照葉樹林831mを一気に駆けあがれ!!」と題され、大根占港(堂之元)から花瀬大橋までのショートヒルクライムBコース(17q)と照葉樹の森入口ゲートまでのヒルクライムAコース(27q)の2コースで実施されました。

早朝より続々と集まった選手達は、開会式を済ませて約2qのパレード走行のあと本スタート、アツい!アツい!レースが始まりました。

先回りして照葉樹の森で待機していると、早くも「先頭20q地点通過」の無線が聞こえ、予想だにしないスピードにビックリ!その後間もなく「先頭選手来ました!」の声が、1位の選手がゴールを駆け抜けて行き時計を見ると50分を切っています。

正式タイムは「46:17」…正直、スゴイと言うより「車で30分程の、あの登り坂を自転車で…」と呆れてしまうほどでした。(笑)

その後、続々とゴールする選手達は、流石に疲れた様子でしたが「自分の力で登り上がった満足感」から本当に爽快な素晴しい表情をしていました。

全選手ゴール後、メイン会場へ下山して昼食に「うんめもんの会」が作る“豚汁”を食べて元気になったところで閉会式へ。

式では、楽しい抽選会や、招待選手のチャリティーオークション(中島選手1日束縛券は、なんと4万円にて落札)が行われて、入賞者発表と表彰式となりました。(表彰者記念撮影はコチラから)

その後、自転車競技連盟理事長の閉会宣言で、第3回鹿児島県照葉樹の森サイクルジャンボリーは幕を閉じました。

最後に、大会関係者の皆様方、本当にお疲れ様でした。
(鹿児島県自転車競技連盟の公式HPはコチラ

■平成23年5月8日(日)     月例登山会(甫与志岳)
二股キャンプ場にて シソバタツナミソウ 雨の中歩く林道
雨と川でマイナスイオンたっぷり。 吸い込まれそうな雰囲気です。 一歩ずつゆっくりと登ります。
ドウダンツツジ 山頂での昼食 シロバナヤマルリソウ
滑るように下った姫門登山道 満開のハイノキ 山頂での記念撮影
前日の天気予報は“晴”…朝起きると“雨”…頑張れ気象予報!!

さて、そんな残念な空模様となりましたが、5月の月例登山会(甫与志岳)「九州百名山!甫与志岳へ出かけよう!」を参加された34名の皆様と楽しみました。

今回は、二股キャンプ場から甫与志林道と二股登山道を進み甫与志岳山頂へ、帰路は姫門登山道を下り姫門林道へぬける甫与志岳縦走コース。

出発直後から、雨脚が強まったり弱まったりとハッキリしない雨空に雨具を着たり脱いだりと忙しい林道歩きとなりました。

それでも登山道を歩く頃には雨も止み、天気予報の昼前から“晴”を信じ山頂での快晴を夢見て、雨に濡れた滑りやすい地面に足を取られながらもゆっくりと歩を進め全員無事に山頂に辿り着くことが出来ました。

甫与志岳山頂は見渡す限り真っ白なガスに覆われ、肝付の大パノラマを望むことは出来ませんでしたが、雨に打たれる事無くお弁当を広げられた事にホット胸を撫で下ろし、肝付の大パノラマは次回持ち越しとして甫与志岳山頂を後にしました。

「バスに乗る頃には、きっと快晴だ!」など、笑い話をしながら姫門登山道を滑るように下り(実際に滑っている方も数名ほど)、予定通りにバスの待つ姫門林道へと辿り着きました。

バスに揺られ始めると案の定、光が射し込み青空が…「そんなもんだよ」と笑う皆様の姿は、山も天候も含めた“自然”を十分に楽しんでいただけた様子でした。

途中で肝付町川上地区の物産館「やまびこ館」に立ち寄り、思い思いのお土産を手にして、やまびこ館の館長さんや、集会をしていた地域の皆様に暖かく見送られ、5月の月例登山会を閉会いたしました。

■平成23年5月3日(火)     自然体感ピクニック(自然石展望台)
出発前の記念撮影 せせらぎの飛び石を越えます。 川の源にて記念撮影
自然石展望台まで登ります。 自然石展望台にて記念撮影 帰りは足も軽いです。
“稲尾岳の雄大な自然を子どもから大人まで気軽に感じて頂きたい”との趣旨でイベント計画をしたプチ登山

本日は、その初の試みとなった自然体感ピクニック(自然石展望台)「連休だ♪親子で楽しくプチ登山に出かけよう!」を参加された16名の皆様と楽しみました。

集合時間前から雨が降り出し、生憎の天候となってしまいましたが、14名の方々が「雨でもOK!」との事で、目標を川の源に設定して稲尾岳に足を踏み入れました。

雨に濡れた深緑やコケ、流れるせせらぎ、野鳥の囀りなど雨に打たれながらも稲尾岳の自然を肌で感じながら歩き、第1目標の川の源に到着。

そこから、Uターン組と自然石展望台組に別れて再出発、無事に最年少6歳の女の子も当所の目標だった自然石展望台に辿り着きました。

“雨の中、稲尾岳を歩いたGW”思い出深い1日に「また、晴れた日に遊びに来ます。」と笑顔でお別れとなりました。

■平成23年4月29日(金)     おおすみわっぜよかどミニ博覧会
出展ブースその1 出展ブースその2 照葉樹の森出展ブース
僕達を作ってみないかい? 小さな子どもも頑張ります。 ワイワイと楽しそうに作ります。
素晴しい快晴に恵まれて本日は、鹿屋市の代名詞「かのやばら祭り2011」の併催イベント「おおすみわっぜよかどミニ博覧会」に出展参加してまいりました。

「おおすみわっぜよかどミニ博覧会」はNPO法人ローズリングかのやが主催し、ばら祭りに来園された皆様に“大隅の良さを知って頂きたい”との趣旨で開催されました。

照葉樹の森は、木工クラフト体験教室として「ゴン太&ブッチー」の小径木を使った動物木工を行い、その他には大隅各所から、はまぐりランチ、カンパチ麺、はも南ばんうどん、物産加工品販売、写真立作り、竹パン、蕎麦打ち体験、クレープ&タコス、コーヒーカフェなどの出展ブースで賑わいをみせました。
(お陰さまで忙しく写真を撮る間もありませんでした。)

終日快晴で県内外から大勢の方が来園され、照葉樹の森ブースからは55匹のゴン太&ブッチーが誕生して大盛況にて閉会となりました。

※かのやばら祭りは6月5日まで開催されます。詳しくはコチラから。

■平成23年4月28日(木)     高山高等学校1日遠足
出発前に所長の挨拶 鬱蒼と繁る照葉樹林を歩きます。 川の源からの斜面を登ります。
自然石展望台にて(1組) 自然石展望台にて(2組)
今年も肝付町の高山高等学校1年生の皆様61名が稲尾岳へ1日遠足に訪れてくださいました。

皆さんの1日遠足に対する思いが空にも伝わったのか、前日の嵐の様な天候も回復して青空の下で稲尾岳に足を踏み入れることが出来ました。

「郷土への関心と愛情、集団行動での規律と友情、自然を愛する豊かな心を養い健康増進を図る。」をテーマに歩き出し、登山道の清流に足を取られる事もなく無事にゴールの自然石展望台まで辿り着きました。

自然石展望台にて眺望を眺め記念撮影をして引き返し、下山する頃には自分の足で歩きぬいた達成感からか出発前と顔つきが少し変わった様な気もいたしました。

稲尾岳1日遠足が、これから始まる高校生活における最初の良き思い出となったのではないでしょうか?

■平成23年4月24日(日)     トレッキングツアー(野首嶽&辻岳)
野首嶽南登山口にて ギンリョウソウ(これからです) ホウチャクソウ(これからです)
野首嶽(急登階段) ムベの花(鹿児島ではウンベ) エビネ(採らないで!)
ミヤマシキミ アセビ(懸命に咲いていました) 辻岳(見上げる登り)
可憐なツツジ 満開のツツジと 辻岳山頂にて
記録的未曾有などの言葉が飛び交う中、最近も稀に見る雨不足や植物等の時季遅れなどを目の当たりすると、地球規模で不安定になっているような気がしてなりません。(謎)

さて、そんな本日、久々に乾いた大地に潤いを与えた前日の雨も止み、4月のトレッキングツアー(野首嶽&辻岳)「野首嶽と辻岳へ南隅のパノラマを見に行こう!」を参加された35名の皆様と楽しみました。

今回は、野首嶽南口から北口へ下り、バスで移動して辻岳南口から東口へ下りる登山コースを歩いてきました。

野首嶽に足を踏み入れると、春を迎えた樹々の新芽や、ヤブツバキ、アオキ、ギンリョウソウ、ホウチャクソウ、エビネ、ナツトウダイ、スミレ、ムベ、ミヤマシキミ、アセビ等など様々な草花を楽しむ事ができました。

尾根沿いに続く登山道を歩き終え、野首嶽山頂に無事辿り着いたものの、眺望が望めず肌寒かった為、足早に野首嶽を下山して辻岳へ移動となりました。

辻岳へ移動して、南口から歩を進めると現れた満開のツツジ群に皆様からの歓声が聞こえてきました。

残念ながらテーマである「南隅のパノラマ」は望めなかったものの、開放感溢れる辻岳山頂の昼食に皆様は満足の様子でした。

無事に下山してバスに揺られて錦江町役場田代支所に、大隅方面の方々とはここでお別れして、残った鹿児島方面の方々はふるさと館にてお買物

又の再会を約束し、満面の笑顔でトレッキングツアーを閉会といたしました。

■平成23年4月10日(日)     月例登山会(稲尾岳西口往復)
ビジターセンターにて ぷりぷり天然椎茸 川の源からの登り
満開のヤブツバキ 自然石展望台にて 満開のシキミ
稲尾神社にて チェリーセイジとラビットイヤーズ 苗木プレゼント
快晴無風の登山日和に恵まれて、平成23年度最初の月例登山会(稲尾岳西口往復)「九州百名山!稲尾岳へ出かけよう!」を参加された19名の皆さんと楽しみました。

稲尾岳の山中へ足を踏み入れると暖かな木漏れ日に照葉樹の葉が光り輝き、冬を耐えた樹々からは新芽が顔を出し、満開のヤブツバキやシキミ、ヒサカキ、アセビ等の花々が深緑を色飾り、その周辺にはウグイスの囀りが木霊して、まさに春の訪れを体感することができました。

また、本日は月例登山会の他にも2グループほど入山されていて、稲尾岳は笑い声に包まれて終日賑わいをみせていました。

下山後には、鹿児島トヨペット株式会社から頂いた苗木のプレゼントに皆さんは大喜びで大満足の稲尾岳登山となりました。

※苗木プレゼントは、4月29日に県民の森で開催される「みどりの感謝祭」でも配布されます。(楽しいイベント満載です。)
「みどりの感謝祭」の詳しい情報はコチラから。

■平成23年3月27日(日)     自然体感ウォーキング(竹之浦〜大泊)
竹之浦小学校 菜の花が春を感じさせます。 眼下に太平洋が広がります。
「バナナ」南国ですね。 チューリップが綺麗でした。 南隅の深い山並みを歩きます。
裏テーマ「ツワ採りツアー」 外之浦の海岸で休憩。 ふれあいパーク佐多で記念撮影。

竹之浦地区からの太平洋 大泊地区からの太平洋 ゴールドビーチからの錦江湾
記録的な豪雪となった極寒の冬も終り、やっと春の暖かさを感じるようになりました。
冬が過ぎれば春になり、明けない夜も、止まない雨もありません。
どんな時でも時間は流れ、必ず暖かな光が射すことでしょう。

さて本日は、そんな春の訪れを探しに、自然体感ウォーキング「南隅の雄大な山や海を身近に感じよう!」を参加された32名の皆様と開催いたしました。

今回は、南大隅町の竹之浦地区にある竹之浦小学校を出発して、本州最南端の佐多岬への入口となる大泊地区の大泊海水浴場をゴールとした県道68号線、約7.0qの道程を歩くコースでした。

出発した竹之浦小学校は、過疎化が進み生徒数が少ないことから、南大隅町小学校統合により2013年に佐多小学校に統合され休校となる予定です。

参加された皆さんはその様な町の現状も踏まえつつ、南大隅の深い山並み、太平洋の海岸沿い、南国系の植物などを体感しながらのんびりと歩きました。

途中からは、裏テーマの「ツワ採りツアー」が始り、皆さんは道端のツワを楽しそうに袋に詰め込み、袋一杯のツワを手に無事ゴールの海水浴場に辿り着きました。

昼食後は、バスに揺られて満開のヤマザクラを眺めながら、ふれあいパーク佐多ゴールドビーチ大浜にしきの里に立ち寄った錦江湾沿いバスツアーに満足な様子の皆様と、又の再会を約束し笑顔のお別れとなりました。

■平成23年3月20日(日)・21日(祝月)     第1回かのや産業フェスタ
照葉樹の森ブース 高校生の吹奏楽部による演奏 アマチュアダンスの披露
ヘアーカット&アレンジのH-1グランプリ はしご車試乗「たかぁ〜い!」 南大隅町のドラゴンも参加!!
余りにも衝撃的で大きな傷跡を残した東日本大震災。その災害において被災した皆様にはこの場を借りて、心よりお見舞い申し上げると共に、犠牲者の皆様に対し深くお悔やみ申し上げます。

このような災害がおきて、各地で催しが自粛される中ではありますが、先日開催された「第1回かのや産業フェスタ」(東北地方太平洋沖地震復興応援イベント)へ参加してまいりました。

鹿屋・大隅の地域経済の活性化と被災者の方々への支援を目的とし「絆」をテーマに様々なステージイベントや、多くの出店・出展ブースが集まり、照葉樹の森もPRと共に微力ながらもご協力させて頂きました。

2日間ともに天候に恵まれませんでしたが、多くの方々が来場し多数の義援金や支援物資も集まった様子で、人と人「絆」を感じる有意義で素晴らしいイベントとなったのではないでしょうか。

■平成23年2月27日(日)     椎茸コマ打ち体験教室
トントントントン 皆様一生懸命です。 次第に上手くなっていきます。
中にはベテランさんも 親子で楽しく 皆さん頑張ってください。
記録的な大雪となった今年の極寒の冬も終り、やっと春を迎え暖かくなり動植物も慌しく動き始めました。

そんな本日、椎茸コマ打ち体験教室「シイタケ大好き♪これでシイタケ食べ放題!」を参加された40名の皆様と楽しみました。

椎茸の植菌時期は、梅の開花から桜が散るまでとされており、まさに季節にあった椎茸のコマ打ち体験となりました。

皆様は、準備されたクヌギの原木にドリルで穴を開け、そこにトンカチでトントンとテンポ良い音を奏でながら椎茸のコマ菌を打ち込みました。

打ち込み終った原木を持ち帰り、1年半ほどしっかりと管理をすれば、ポコポコとシイタケが顔を出すことでしょう。

「さぁ皆様、シイタケ食べ放題を目指して頑張ってください。」と激励してのお別れとなりました。

■平成23年2月20日(日)     木工クラフト体験教室
ミミズク小物かけ 新作のリモコン立て
バーナーを使って焼目を入れます 仕上がった作品と一緒に
今年も錦江町田代の大原みどりの少年団の皆様(28名)が木工クラフト体験教室に訪れました。

今回は、ティシュケースミミズク小物かけ、新作のリモコン立てにチャレンジ!!

過去にも数回、木工クラフトを体験した事のある皆さんは、流石に手馴れた様子で木工品を組み立てて素晴しい作品を仕上げていました。

子ども達は仕上げた作品を嬉しそうに手に取り「また遊びに来まぁ〜す!」と元気良くニコニコと帰路に着かれました。

■平成23年2月15日(火)     ビジターセンターからの眺望
本日は、前日にまとまった雨が降り大気中の灰やちりが落ち、更に早朝からの快晴に恵まれて、素晴しい視界がひらけました。

ビジターセンターからも久々に霧島連山の冠雪した雄姿が望めましたのでご紹介いたします。

■平成23年2月13日(日)     月例登山会(盤山〜滝巡り&辻岳)
晴れ渡る山に出発!! 盤山茶畑用水にツララ 盤山登山道入口にて
滝巡りコース入口も白銀 雪と照葉樹に包まれて 名無しの滝
照葉樹の滝 白肌の滝 一条の滝
辻岳登山 山頂から開聞岳 辻岳山頂にて
年明けからの豪雪の影響も落ち着き稲尾岳周辺の雪も融け、やっと登山会が開催できると喜んでいた矢先、予想だにしない前日の降雪に稲尾岳周辺はまたもや白銀の世界に包まれてしまいました。

路面凍結により送迎バスが通行不能になることが懸念され、登山会の中止も検討しましたが、天気予報と登山日程を考慮して計画通り実施することに致し当日を迎えました。

当日の明け方は-5℃と冷え込みは厳しかったものの、前日の降雪・強風の荒れた天気とはうって変わり、快晴・無風と素晴しい登山日和に恵まれて、2月の月例登山会(盤山〜滝巡り&辻岳)「稲尾岳の滝巡り&辻岳の眺望を楽しもう♪」を参加された33名の皆様と楽しみました。

盤山地区の茶畑農道を歩き出すとすぐに、農道脇の用水ポンプに無数のツララが垂れ下がり、自然が作り出した芸術に歓喜の声が上がっていました。

盤山登山道へ足を踏み入れると、鬱蒼と繁る照葉樹林の地面は真っ白な雪に包まれて、とても幻想的な世界へと変貌していました。

滝巡りコースの入口付近からは更に積雪の厚みも増し、コース内4箇所の滝では光照らされる白銀の滝を楽しみ、全員無事に第1ゴールのビジターセンターへと辿り着きました。

ビジターセンターで昼食後、バスに乗り込み南大隅町の辻岳東口登山道へ移動して、ピクニック気分で辻岳山頂を目指しました。

午後から出てきた雲の影響で、快晴の絶景とまでは望めませんでしたが、開聞岳から桜島までの錦江湾、大箆柄岳から志布志湾までの大隅、国見山から稲尾岳まで連なる山並み、南の太平洋には薄っすら種子島まで望む事が出来て、皆さん本当に大満足の様子でした。

辻岳山頂からサックッと下山して、大隅方面の方々とお別れした後に、鹿児島方面の方々はふる里館に寄り道をして、沢山の買物袋を抱えて笑顔のお別れとなりました。

■平成23年2月4日(金)    大尾岳踏査
大尾岳展望台より(H=941m)
登山会の新規コース開拓の為に、大尾岳(うおだけ)(標高940.5m)へ出かけてきました。

登山会に組み込むかは今のところ不明ですが、せっかくなので展望台からのパノラマ写真を紹介いたします。

大尾岳の場所はコチラ(Googleマップ)

■平成23年1月23日(日)     炭クラフト体験教室
まだまだ積雪が残っています。 焚き火に缶をくべていきます。 焚き火で焼き芋作り?
巨大マツボックリ 毬栗 竹など
毬栗の炭 マツボックリの炭(大小) 綺麗に出来ました。
記録的な寒波の影響で例年よりも気温が低く、年が明けてからの最高気温は6℃(最高気温が氷点下もあります)と非常に寒い日が続き、元日からの積雪は未だ融けずに残っています。

そんな寒空の中で本日は、炭クラフト体験教室「焚き火で簡単♪色々な物を炭にしてみよう!」を参加された4名の皆様と楽しみました。

焚き火の熱を利用した炭作りの手順は、炭にしたい物を空き缶に入れて焚き火にくべるだけと至って簡単です。

皆様は、空き缶の中にドングリ・マツボックリ・栗・竹・かぼちゃなどを入れて焚き火で暖をとり、焼き芋を作りながら簡単炭作りを体験しました。

微妙な時間差で仕上がりが左右される為、缶から出てくる煙に注意しながら炭を作り、綺麗に仕上がった炭を手に大変喜ばれていました。

参加人数は少なかったものの、逆に一人一人が自由に炭作りを堪能できて大満足の炭作りとなりました。

■平成23年1月17日(月)     路面凍結注意
1月15日の早朝 1月17日の多目的広場周辺 積雪50p以上
全面凍結しています。 完全に氷と化しています。 取水施設もツララが出来ています。
新年元日からの豪雪の影響により、照葉樹の森は積雪が残り路面凍結の恐れがある状況が続いていました。

そこに追い討ちをかける様に1月14日の深夜から雪が降り出し、15日の朝にはまたもや白銀の世界となりました。

そのために照葉樹の森のゲートからは、積雪と凍結の影響で車輌の通行が不能で、更に悪天候の為に閉館を余儀なくされました。

天候の回復した17日には、深雪箇所の除雪を行いチェーン装着の車輌は通行可能となりましたが、未だに路面凍結の箇所が多いため滑り止めの無い車輌は通行不能となっております。

なお、天候が回復して日中は路面の凍結が融けても、早朝や夕方にはまた路面が凍結する恐れがありますので、走行の際は充分に注意してください。

■平成23年1月4日(火)     通行止めによる休館です。
この地点で走行不能 その先はまだまだこの状況 積雪は15p以上
ゆっくりバックで下ります。 走れてもこの状況 まだまだ雪が残っています。
元日からの記録的な豪雪により県道563号線(辺塚根占線)は「照葉樹の森まで残り8q」の地点から通行止めとなっています。

積雪の路面は大変に危険ですので、通行止めの規制が解除されるまで車両の進入は絶対に行わないでください。

■平成23年1月3日(月)     あけましておめでとうございます
県道563号線峠道始り付近 照葉樹の森まで残り8q地点
3日現在積雪3〜40p 元日の花瀬大橋
新年あけましておめでとうございます
今年も「照葉樹の森」をよろしくお願い申し上げます
皆様の御来園を心よりお待ちしています


鹿児島県 照葉樹の森 管理事務所 職員一同

写真は3日撮影の通行止め付近と元日撮影の花瀬橋。(携帯電話で撮影)