鹿児島はひと月ちかく、まったく雨の降らない暑い日が続いていました。23日に降った雨は実に4週間ぶり、人間にとっても植物や動物たちにとっても恵みの雨となりました。
雨の後、最高気温は2℃下がってしばらくは26℃の日が続きそうです。そして一番うれしいのは、そよそよと秋の風が吹きはじめたことです。葉っぱに水をいっぱいため込んだ肉厚の多肉ちゃん達は、風が無く空気が動かないと紫外線の強烈な熱い陽射しを受けると、大きな汚いシミをつくったり、部分的にしおれたりすることがあります。風や空気の動きはそれらを幾分和らげてくれるのです。

多肉植物の寄せ植え
部屋の窓や扉を閉めきったなかにいると、息がつまりそうな憂鬱な気分になりませんか?植物も同じで、閉めきった状態では不快感を感じています。
一人暮しで仕事が忙しいと感じている人にとって、植物のインテリアは心を和ませてくれる癒しのアイテム。でも帰りが遅くてなかなか窓が開けられないという人も結構多いのでは?

大丈夫です。葉っぱの薄い植物で毎日のように水をあげないとならない観葉植物は無理でも、比較的乾燥を好む多肉植物は、葉っぱの形がユニークなうえにお世話が簡単。帰宅したときに、「ただいま」とそばに行って声をかけて、しばらく眺めて癒されている間に、多肉ちゃんのまわりで空気が動くのです。
そしてゆっくりできる休日に部屋の窓を開けて、自分のため植物のために空気を入れ換えてあげましょうね。

天の恵み・・・光と風と水・・・いつまでも大切にしたいものです。